小唄勝太郎 Katsutaro Kouta
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こちらのページでは【音楽の部屋|小唄勝太郎】
音頭ブームの火付け役をお楽しみください
小唄勝太郎イラストポートレート(Syusuke Galleryより )

芸者姿で戦前の歌謡界に一時代を築く
1932(昭和7)年独特の節回し♪ハア〜で始まる「島の娘」は
空前の大ヒット
そして33(昭和8)年夏にその前年に発売された都会的な盆踊り曲
「丸の内音頭」に手を加えた「東京音頭」を
三島一声とのデュエットで発売
またなく間に全国に広がり。盆踊りといえば東京音頭と
日本の盆踊りシーン定着
それまでの妓籍から一線を画し
小唄不二派の家元として小唄勝太郎が誕生した
小唄勝太郎って

勝太郎さん、本名眞野かつさんは新潟県の出身

11歳のときに親戚が経営する地元の料亭の養女となります

地元花街を経てその後上京

日本橋葭町 (よしちょう) で清元 (三味線の伴奏による豊後節系浄瑠璃の一つ) で鍛えた美声を身につけます

そうこうしているうちに1930(昭和5)年にラジオ放送で歌った「佐渡おけさ」が大評判

日本調歌謡曲のうぐいす芸者としてデビューしました

四家さんの「銀座の柳」と共に、私の歌「柳の雨」も大ヒットしたのですよ

あらぁ
私の登場させていただいてありがとう!
【音楽の部屋|四家文子】昭和の声楽界大御所

やっぱり銀座には柳が似合います

そして1932年師走に発売した「島の娘」が大ヒット

独特の節回し「♪ハア〜」ブームを巻き起こします

そして1933年文月に発売されたのが「東京音頭」

この「東京音頭」ですが…

実はその前年の1932年に「丸の内音頭」をアレンジしたものだったのです

「丸の内音頭」はビクターより発売され、勝太郎さんの先輩芸者の藤本二三吉さんと三島一声さんのデュエット曲でした

1932年葉月の日比谷公園で開催された5日間限定の盆踊り大会で「丸の内音頭」一色になったそうです

この盛り上がりをさらに活かそうとしたビクターは1933年に

「♪ハア〜」ブームを巻き起こした勝太郎さんに白羽の矢を立てました

関東大震災で打撃を受け、復興の途にあった東京のイメージソングとなります

その発信力はものすごかったようです

瞬く間に全国に「東京音頭」が大ヒットしたのですよ

勝太郎さんのきめ細かく、しっとりとした歌声が日本中に支持された証です

こんなエピソードがあります

私の運動不足解消法として…

階段の登り降りを意識するとか、庭の手入れは自身で行うとか、

もっとすごいのは、当時にして一日一万歩を目標にされていたみたいなのです

万歩計なんてない時代に、健康意識がすごいと感じました

せっかくだから、もう少し私の癖?もお伝えしますわ

癖ですか??

癖というか、私はとっても綺麗好きでしたのよ

うぶ毛がが嫌いで、顔は10日に一回は剃っていました

爪は三日ごとにお手入れして

あと、化粧のノリが悪くなるから、舞台にあがる時以外はお化粧はしませんでした

勝太郎さんはいつも襟元も足元もお綺麗な印象があります

清潔感をとても大切にされていることがよくわかりました

私の生きた時代は日本の文化や情緒を伝えて行きたいと真剣に思っていました

これからも美しい日本でありますように願っています
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