セオドア・リチャーズ
Theodore William Richards(1868-1928)
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こちらのページではリチャーズ20世紀に
活躍した世界の化学者XXⅤをお楽しみください
リチャーズ
イラストポートレート Syusuke Galleryより
いらすとすてーしょんでは化学の部屋より20世紀に活躍した世界の化学者と題してイラストポートレートをお届けします
(参考)世界の化学者たち
18世紀に活躍した世界の化学者はこちら↓
19世紀に活躍した世界の化学者はこちら↓
(参考)日本の化学者たち
明治時代に活躍した日本の化学者はこちら↓
さて今回はリチャーズをお届けします
アイソトープを発見
リチャーズはどんな化学者だったの?
リチャーズは、アイソトープの存在を初めて実証した化学者でした
アイソトープ?
ではアイソトープについて簡単にご紹介しましょう↓
アイソトープは、同じ元素でありながら、異なる質量数を持つ原子のことを指します
より具体的にお伝えすると、アイソトープは同じ数の陽子を持ちながら、異なる数の中性子を持つため、質量が異なるのですが、化学的性質はほぼ同じになります
同じ元素でも重さが違うんだ
リチャーズが、アイソトープの存在を明らかにする以前は、スタス(Jean Servais Stas 1813-1891)による原子量が用いられていtのですが…
当時の測定技術には限界があり、化合物の純度や実験の精度によって原子量の値が異なることがあったのです
また、同じ元素でも異なる原子量が報告されることもありました
そうだったんだ…
そこでリチャーズは、重量分析法にさまざまな改良を加えて多数の元素の原子量を精密に再測定を行ったところ…
ウラン鉱石から得られる鉛の原子量が、通常の鉛の原子量と異なることを発見します
この結果から、ウランが崩壊して鉛に変化する過程で異なる質量の鉛が生成されることが明らかになり、アイソトープという概念が生まれたのです
なるほど…
リチャーズが示したアイソトープの存在は、原子核(構造)の理解をさらに深めることになり、その後多くの科学者によって解明されていきます
1914年ノーベル化学賞受賞
この功績から1914年にノーベル化学賞を受賞しました
ノーベル賞の部屋 Nobel Prizes
このノーベル化学賞受賞はアメリカ人にとって初めてだったのですよ
リチャーズがアメリカ人初のノーベル化学賞受賞だったんだね
ちなみに日本人初のノーベル化学賞受賞者は1981年でした
【化学者の部屋|福井謙一】日本初の化学賞受賞
次回はラングミュア
さて今回の20世紀に活躍した世界の化学者XXⅤリチャーズは如何でしたか?
いらすとすてーしょんでは化学の歴史を彩ってきた偉人たちを…
これからもご紹介していきます
どうぞお楽しみに!
ラングミュアは、界面(表面)科学分野を拓いた化学者です
ぜひリラングミュアのイラストポートレートページにもお越しください
20世紀に活躍した世界の化学者たち
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