オットー・ディールス
Otto Diels(1876-1954)
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こちらのページでは ディールス 20世紀に
活躍した世界の化学者⑨をお楽しみください
ディールス
イラストポートレート Syusuke Galleryより

ジエン(ディールス・アルダー)反応の発見と研究により
1950年に教え子のKurt Alder(1902-1958)と共に
ノーベル化学賞を受賞
このジエン反応は有機合成化学における重要なツールとなり
多くの複雑な分子の合成を可能にした
20世紀の化学

いらすとすてーしょんでは化学の部屋より20世紀に活躍した世界の化学者と題してイラストポートレートをお届けします
(参考)世界の化学者たち

18世紀に活躍した世界の化学者はこちら↓
19世紀に活躍した世界の化学者はこちら↓
(参考)日本の化学者たち

明治時代に活躍した日本の化学者はこちら↓

さて今回はディールスをお届けします
ジエン反応を発見

ディールスはどんな化学者だったの?

ディールスは1928年にジエン反応※を発見した化学者でした
※ジエン反応はディールス・アルダー反応(Diels-Alder reaction)とも呼ばれています
※教え子のKurt Alder(1902-1958)と共に発見しました

このジエン反応は有機合成化学において、目覚ましい発見でした

ジエン反応??

では、ジエン反応について簡単に解説します

ジエン反応は、ジエンと呼ばれる二重結合を持つ二烯類※とジエノファイルと呼ばれる閉環二重結合を持つ化合物とを反応させて、六員環構造の化合物を生成する反応のことです
※炭素骨格に2つの二重結合を持つ有機化合物

なんだか、今回も難しい…、ところで現代社会ではどんなところにこのジエン反応が使われているの??

そうですね…ジエン反応は、様々な化合物の合成に非常に役立つため、現代社会の様々な製品や材料の製造に広く利用されているんですよ
ジエン反応が用いられいる製品↓
- 有機合成 OLEDディスプレイや有機EL照明など
- 高分子合成 合成ゴム、ポリエチレン、ナイロンなど
- 医薬品合成 抗がん剤、抗生物質、ステロイドなど
- 天然物合成 テルペノイド類(香料や医薬品などの原料)

ほんと、このジエン反応は幅広く用いられているのだね!
1950年ノーベル化学賞受賞

この功績から1950年にディールスは、教え子のKurt Alder(1902-1958)とともにノーベル化学賞を受賞しました

このジエン反応の発見はすごいことだったのかぁ!
次回はソディ

さて今回の20世紀に活躍した世界の化学者⑨ディールスは如何でしたか?

いらすとすてーしょんでは化学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに!

ソディは、放射化学の第一人者となった化学者です

ぜひソディのイラストポートレートページにもお越しください
20世紀に活躍した世界の化学者たち
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