アンリ・モアッサン
Henri Moissan(1852-1907)
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こちらのページでは モアッサン 19世紀に
活躍した世界の化学者XXXⅤをお楽しみください
モアッサン
イラストポートレート Syusuke Galleryより

フランス出身 1852-1907
極めて反応性の高い元素であるフッ素の単離に
世界で初めて成功
また3500度の高温を得られるモアッサン電気炉を開発し
高温化学の分野を切り拓くなどの研究で
化学の発展に大きな功績を残し
1906年ノーベル化学賞を受賞した
19世紀の化学

いらすとすてーしょんでは化学の部屋より19世紀に活躍した世界の化学者と題してイラストポートレートをお届けします
(参考)世界の化学者たち

18世紀に活躍した世界の化学者はこちら↓
19世紀に活躍した世界の化学者はこちら↓
(参考)日本の化学者たち

明治時代に活躍した日本の化学者はこちら↓

さて今回はモアッサンをお届けします
フッ素の単離を世界で初めて成功

モアッサンはどんな化学者だったの?

モアッサンはフッ素の単離を世界で初めて成功させた化学者です

フッ素って??

フッ素について簡単に紹介しましょう
原子番号9の元素で元素記号はFです

周期表のハロゲン族に属し、非常に高い反応性を持つことが特徴です

そのため、強力な酸化力から自然界では単体で見つかることはほとんどなく、フッ化物という形で存在しています

周期表というとこの人を思い出すね
【化学の部屋|メンデレーエフ】19世紀に活躍した世界の化学者XⅣ

確かに、周期表を考案した偉大な化学者のメンデレーエフを思い出します

その自然界では単体では存在しないフッ素の単離に成功させたのがモアッサンなんだね

そうです!
フッ化水素酸(HF)にフッ化カリウム(KF)を溶かした溶液を低温で電気分解する方法でフッ素の単離に成功しました

そのフッ素の単離ってすごいことなの??

この実験はとても危険なことで知られていて、実はモアッサン自身も、実験中に片目を失明してしまう事故がありました

体を張って、成功させたんだね
モアッサン電気炉を開発

またモアッサンは3500度の高温の電気炉も開発しています

3500度!?

この電気炉はモアッサン電気炉と呼ばれ、その後、この電気炉を用いた研究で高温化学の分野が発展しました
1906年ノーベル化学賞を受賞

そしてこれらの功績により1906年ノーベル化学賞をモアッサンは受賞しました
ノーベル賞の部屋 Nobel Prizes

文句なしの受賞だったのだろうね!

この1906年のノーベル化学賞の選考には、先ほど名前が挙がったメンデレーエフの名も連ねていたそうですが…メンデレーエフは受賞には至りませんでした

さて、19世紀に活躍した世界の化学者XXXⅤモアッサンは如何でしたか?

いらすとすてーしょんでは化学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに!
19世紀に活躍した世界の化学者たち
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