エミール・フィッシャー
Emil Fischer(1852-1919)
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歴史の停車場いらすとすてーしょんへ
こちらのページでは フィッシャー19世紀に
活躍した世界の化学者XXⅢをお楽しみください
- 1. フィッシャーイラストポートレート Syusuke Galleryより
- 2. 19世紀の化学
- 2.1. (参考)18世紀に活躍した世界の化学者たち
- 2.2. (参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(1)
- 2.3. (参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(2)
- 2.4. (参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(3)
- 2.5. (参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(4)
- 2.6. 糖とプリン体を研究
- 2.7. フェニルヒドラジン誘導体の発見
- 2.8. プリン研究
- 2.9. 第2回ノーベル化学賞受賞
- 2.10. 次回はカニッツァーロ
- 3. 19世紀に活躍した世界の化学者たち
- 4. 化学・新着偉人(It's New)はこちらから
- 5. 化学の部屋へようこそ
- 6. いらすとすてーしょん検索コーナーh
フィッシャー
イラストポートレート Syusuke Galleryより

ドイツ出身 1852-1919
糖類の構造研究に不可欠な試薬となる
フェニルヒドラジン誘導体を発見
この発見により天然の糖や自然界には存在しない
糖の合成に成功しグリコシドの合成への道を拓いた
さらに尿酸の研究を通じて窒素化合物の構造を明らかにし
その物質を1884年にプリンと命名した
これらの業績から1902年ノーベル化学賞を受賞している
19世紀の化学

いらすとすてーしょんでは化学の部屋より19世紀に活躍した世界の化学者と題してイラストポートレートをお届けします
(参考)18世紀に活躍した世界の化学者たち

(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(1)

この特集でお届けしている19世紀に活躍した世界の化学者は↓みてね
(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(2)

この特集でお届けしている19世紀に活躍した世界の化学者は↓みてね
(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(3)

この特集でお届けしている19世紀に活躍した世界の化学者は↓みてね
(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(4)


さて今回はフィッシャーをお届けします
糖とプリン体を研究

フィッシャーはどんな化学者だったの?

フィッシャーは糖とプリン体を研究して1902年の第2回ノーベル化学賞を受賞した化学者でした

糖とプリン体を研究?

まずは糖の研究ですが、糖類の構造研究に不可欠な試薬となるフェニルヒドラジン誘導体を発見します
フェニルヒドラジン誘導体の発見

フェニルヒドラジン誘導体?

長い間、糖類の構造研究に不可欠な試薬だったフェニルヒドラジン誘導体ですが、次の特徴がありました

どんな特徴なの?

まずアルデヒド基やケトン基と特異的に反応します

得意的にね…

例えばブドウ糖で考えてみると…

ブドウ糖はアルデヒド基を持っていて、この部分にだけフェニルヒドラジン誘導体が反応します

つまりこの反応を得られれば、この糖がブドウ糖だってわかるのか

その他にも糖類の甘さ(還元力)を測定したり、立体構造を推定することもできるのです

フィッシャーのフェニルヒドラジン誘導体発見は大きな意味があったのだね
プリン研究

このフィッシャーですが、フェニルヒドラジン誘導体発見以外にもプリンという物質の命名者でもあるのです

えーっ、そうなの? さすが糖の研究者、とっても甘いプリンを作ったの?

いやいや〜シューちゃん、プリンと言っても、あのデザートのプリンではなく化学物質のプリンです

デザートではなくて、化学物質??

少し専門的ですが、プリンはプリン塩基と呼ばれる複素環式化合物の一種でして…

うーん、ちょっと難しい…

ですよね…でももう少し付き合って!

このプリンはDNAなどの核酸や、ATPなどのエネルギー代謝に関わる生体分子にも含まれているのです

体の中にも、プリンって名前の物質があるんだね

このプリンが生体で代謝されると尿酸になるのですよ

尿酸って!? あの、痛風の原因となる尿酸??

その尿酸です!
プリンは、体にとって重要な役割を果たしている一方で、代謝異常によって尿酸が必要以上に体内に蓄積すると、痛風発作を引き起こす可能性があるのです

すこし話は脱線しましたが、その現在プリンと呼ばれている化学物質の研究を行ったのがフィッシャーであり、プリンと命名しのたも彼だったのです

そうすると、フィッシャーはフェニルヒドラジン誘導体を発見することで糖の研究を進めて、プリン研究の第一人者の化学者だったんだね
第2回ノーベル化学賞受賞

これらの功績から1902年ノーベル化学賞※ をフィッシャーは受賞しました
※THE NOBEL PRIZE Web pageより
ノーベル賞の部屋 Nobel Prizes

1901年から始まったノーベル賞だから、第2回目の受賞者だったのだね
次回はカニッツァーロ

さて、19世紀に活躍した世界の化学者XXⅢフィッシャーは如何でしたか?

いらすとすてーしょんでは化学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに!

カニッツァーロは、物理学との整合性をもつ原子量体系を築いたした化学者でした

ぜひフィッシャーのイラストポートレートページにもお越しください
19世紀に活躍した世界の化学者たち
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