ジェイムズ・デュワー





James Dewar(1842-1923)

ようこそ!フリーイラストポートレートと

歴史の停車場いらすとすてーしょん
こちらのページでは デュワー19世紀に

活躍した世界の化学者XIX
をお楽しみください
※デュワー19世紀に活躍した世界の化学者XⅨは化学の部屋よりお届けします

デュワー
イラストポートレート Syusuke Galleryより

19世紀の化学

館長

いらすとすてーしょんでは化学の部屋より19世紀に活躍した世界の化学者と題してイラストポートレートをお届けします

(参考)18世紀に活躍した世界の化学者たち

(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(1)

(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(2)

シューちゃん

この特集でお届けしている19世紀に活躍した世界の化学者は↓みてね

(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(3)

館長

さて今回はデュワーをお届けします

極低温研究

シューちゃん

デュワーはどんな化学者だったの?

館長

デュワー極低温研究の分野を切り拓いた化学者であり物理学者でした

シューちゃん

極低温研究?

館長

極低温研究を大きく2つに分けて考えてみます

館長

物質の温度の点から、温度による固体、液体や気体の変化や、超伝導、超流動や強磁性などの特性を研究します

館長

もうひとつは、温度による化学反応速度を調べる研究もあります

シューちゃん

なんとなくわかったような…で、デュワーはどんな極低温研究を行ったの?

館長

まずは液化した酸素とオゾンが磁石に引き付けられることを1891年に発見します

シューちゃん

磁石に引き付けられる??

館長

例えば、酸素は約-182℃という極低温にすると液化します

館長

この液体の酸素は磁石に引き付けられることを発見しました

館長

つまり、気体の酸素は磁性を持たないのに対して、液体の酸素は(弱い)磁性を持つことがわかりました

シューちゃん

酸素は液体になると磁性を持つのだね

館長

今度は水素を1898年に液化し、1899年には凝固化を成功させました

館長

水素の液化は約-252℃、凝固は約-259℃ですから、限りなく絶対零度まで低温化する技術力があったといえると思います
※絶対零度は現在−273.15℃(−459.67℉)と定義されています

シューちゃん

この絶対零度か…この意味についてもいずれ学んでみたいなぁ

館長

いずれ極低温に挑んだ偉人たちの特集でも組んでみますか!

魔法瓶を発明

館長

そしてこのデュワーはこの発明を行ったことでも、その名が知られています

シューちゃん

魔法瓶でしょ!

館長

あらシューちゃん、ご存知でしたか!?
デュワーフラスコ(瓶)とも呼ばれ、画期的な発明でした

館長

2つのフラスコを互いに重ねて首の部分で接合した構造となっており…

Acdx, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons
Acdx, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons
館長

2つのフラスコの間の隙間は空気が抜かれてほぼ真空の状態になるため、伝導や対流による熱伝達が減少することで温度を保つことができるのです

シューちゃん

画期的な発明だったんだなぁ

シューちゃん

そしてデュワーフラスコと検索すると多くヒットするけど、なんでそんなに多くヒットするのかな??

館長

それはデュワーの発明が、現在も私たちの生活に大きな影響を与えているからだと思います

シューちゃん

確かにね!
魔法瓶をはじめ、様々な断熱容器の基本となる技術を作った証だね

館長

そしてこのデュワーフラスコはデュワー自身の極低温研究を支えるかけがえのない器具でもありました

次回はダイバーズ

館長

さて、19世紀に活躍した世界の化学者XIXデュワーは如何でしたか?

館長

いらすとすてーしょんでは化学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

館長

これからもご紹介していきます

館長

どうぞお楽しみに!

シューちゃん
館長

ダイバーズは、日本の化学界の礎を築いた化学者でした

館長

ぜひダイバーズのイラストポートレートページにもお越しください

19世紀に活躍した世界の化学者たち

2024-06-260049ドイツ連邦共和国出身

【化学の部屋|ヴェーラー】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅧ

2024-06-250044英国出身

【化学の部屋|パーキン】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅦ

2024-06-240044英国出身

【化学の部屋|クルックス】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅥ

2024-06-230033フランス共和国出身

【化学の部屋|ベルテロ】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅤ

2024-06-220039イタリア共和国出身

【化学の部屋|カニッツァーロ】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅣ

2024-06-210049ドイツ連邦共和国出身

【化学の部屋|フィッシャー】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅢ

2024-06-200031ネーデルランド(オランダ)王国出身

【化学の部屋|ホッフ】19世紀に活躍した世界の化学者XXII

2024-06-190033フランス共和国出身

【化学の部屋|ベル】19世紀に活躍した世界の化学者XXI

2024-06-180044英国出身

【化学の部屋|ダイバーズ】19世紀に活躍した世界の化学者XX

2024-06-160044英国出身

【化学の部屋|ウィリアムソン】19世紀に活躍した世界の化学者XⅧ

2024-06-150033フランス共和国出身

【化学の部屋|ヴュルツ(ウルツ)】19世紀に活躍した世界の化学者XⅦ

2024-06-140049ドイツ連邦共和国出身

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2024-06-120007ロシア連邦出身

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2024-06-110049ドイツ連邦共和国出身

【化学の部屋|ブンゼン】19世紀に活躍した世界の化学者XⅢ

2024-06-100033フランス共和国出身

【化学の部屋|デュマ】19世紀に活躍した世界の化学者Ⅻ

2024-06-090049ドイツ連邦共和国出身

【化学の部屋|リービッヒ】19世紀に活躍した世界の化学者Ⅺ

2024-06-080044英国出身

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2024-06-070044英国出身

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2024-06-050049ドイツ連邦共和国出身

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2024-06-040033フランス共和国出身

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【化学の部屋|テナール】19世紀に活躍した世界の化学者①

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0049ドイツ連邦共和国出身
1800-1882を生きた化学者。Gmelin(1788-1853)やBerzelius(1779-1848)に学び、無機物から有機物の初合成となるシアン酸アンモニウムを熱することで、無機物から有機化合物である尿素の合成に成功。この発見は有機化合物は生物体しか作り出せないという生気論を覆し、有機化学の発展の布石となった。カリ球を発明したLiebig(1803-1873)と数々の有機化合物における共同研究も行なってる。
【化学の部屋|ヴェーラー】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅧNew!!
0044英国出身
1838-1907を生きた化学者。マラリア治療用の植物化学物質キニーネを合成しようとしていたときにモーブ(Mauveine)を偶然発見。これが世界初の合成染料となり、それまで天然染料に頼っていた繊維産業に革命を起こした。また不飽和酸の合成法であるパーキン反応を発見している。
【化学の部屋|パーキン】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅦNew!!
0044英国出身
1832-1919を生きた化学者であり物理学者。元素の一つタリウム(TI)を1861年に発見。また真空管であるクルックス管を発明したことで陰極線が電気的微粒子(電子)の放射であることを発見した。
【化学の部屋|クルックス】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅥNew!!
0033フランス共和国出身
1827-1907を生きた化学者。有機化合物の合成や熱化学の分野で活躍し、その後政治家としてフランス国における要職を歴任した。
【化学の部屋|ベルテロ】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅤNew!!

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【化学の部屋|パーキン】19世紀に活躍した世界の化学者XXⅦ

いらすとすてーしょん新キャラクター

館長

2022年より"いらすとすてーしょん"にお立ち寄りいただきありがとうございます

館長

さて本年いらすとすてーしょんの新キャラクターが誕生しました

館長

シューちゃんです

シューちゃんはいらすとすてーしょんのキャラクターです
シューちゃん

シュー(Syu)です
よろしくね

館長

3年目を迎えた2024年も皆様に役立つ世界の偉人たちをシューちゃんと共にフリーイラストポートレートをお届けします

いらすとすてーしょんからのお知らせ

創業76年を迎える総合広告代理業を営む栄光社のイチオシと「いらすとすてーしょん」のコラボレーションが2022年7月1日ついにオープン!イチオシ美術とそのイラストポートレートで贈る作者をぜひご堪能ください
創業78年を迎える栄光社Web page新企画「イチオシ」と


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