ウィリアム・ラムゼー
William Ramsay(1852-1916)
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歴史の停車場いらすとすてーしょんへ
こちらのページでは ラムゼー 19世紀に
活躍した世界の化学者XVをお楽しみください
- 1. ラムゼーイラストポートレート Syusuke Galleryより
- 2. 19世紀の化学
- 2.1. (参考)18世紀に活躍した世界の化学者たち
- 2.2. (参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(1)
- 2.3. (参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(2)
- 2.4. (参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(3)
- 2.5. 貴(希)ガスを発見
- 2.6. 貴(希)ガスって??
- 2.7. 貴(希)ガスはどんなところで使われているの??
- 2.8. ラムゼーの功績
- 2.9. 1904年ノーベル化学賞受賞
- 2.10. 次回はケクレ
- 3. 19世紀に活躍した世界の化学者たち
- 4. 化学・新着偉人(It's New)はこちらから
- 5. 化学の部屋へようこそ
- 6. いらすとすてーしょん検索コーナーh
ラムゼー
イラストポートレート Syusuke Galleryより

英国出身 1852-1916
Bunsen(1811-1899)に化学を学び、有機、物理、無機化学と
幅広い分野の研究を行った
特に1894年には、Strutt(1842-1919)と共に
最初の貴(希)ガスであるアルゴンを発見
この功績が認められ1904年ノーベル化学賞を受賞した
またSoddy(1877-1956)と共にラジウムが放射能を
放出しながら別の元素(ヘリウム)に変化することを明らかにし
放射性崩壊と呼ばれる現象を証明した
19世紀の化学

いらすとすてーしょんでは化学の部屋より19世紀に活躍した世界の化学者と題してイラストポートレートをお届けします
(参考)18世紀に活躍した世界の化学者たち

(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(1)

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(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(2)

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(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち(3)

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さて今回はラムゼーをお届けします
貴(希)ガスを発見

ラムゼーはどんな化学者だったの?

ラムゼーは貴(希)ガスを発見した化学者でした

貴(希)ガス?

では、まず貴ガスについて簡単におさらいしましょう
貴(希)ガスって??
- 元素周期表の18族に属する元素の総称です。ヘリウム(He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、ラドン(Rn)の6種類の元素が含まれます
- 常温で気体であることが特徴で、ラドンを除いて、他の5つの貴ガスはすべて無色無臭のガスです
- 安定な構造をしているため他の元素とほとんど反応せず不活性な元素として知られています
貴(希)ガスはどんなところで使われているの??
- ネオンサインという照明を聞いたことがあると思いますが、このネオンは貴ガスです
- ヘリウムやキセノンはレーザーととして活用されています
- キセノンはCTスキャナーの造影剤としても使われています
- ヘリウムは、半導体の製造でも重要な役割を担っています

なるほどね…でもなぜ貴(希)ガスって表記しているの??

この"貴(希)ガス"といる表記方法に気がついてくれてありがとうございます

この希ガスという表記は、2005年以前のもので、2005年からは貴ガスという表記が推奨されているのです

2005年に何があったの??

化学および関連する科学技術を代表する国際機関であるIUPACは18族元素の公式名称を"Noble Gas"としたのです

Noble Gas??

これまで18族元素は"Rare Gas"と英語で表記され、このRaraは希な、珍しいという意味ですから…

希ガスと呼んでいたんだ

しかし、このIUPACは"Rare"よりも"Noble(高貴、優れた資質)"のほうがふさわしいと判断

なるほど、そのNobleを"貴"と和訳して貴ガスとしたんだ

よって現在日本では希ガスから"貴ガス"と表記することが推奨されるようになっています

平成以前に理科を学んだ人たちには、やっぱり希ガスのほうが馴染みがありそうだけどね

どちらにしても、この18族元素の特徴が伝われば良いのかもしれませんね
ラムゼーの功績

さて、長々と貴(希)ガスについて綴りましたが、今回の主人公ラムゼーに話を戻しましょう

この貴ガスを発見したのがラムゼーなのだよね

ラムゼーはイギリスの物理学者レイリー卿(John William Strutt 1842-1919)と共に、空気中に存在する未知のガスを発見します

1894年、ラムゼーらはこのガスにアルゴンと名付けます

その後ラムゼーは、相次いで1898年にネオン、1899年にクリプトン、1903年にはキセノンを発見
1904年ノーベル化学賞受賞

これらの功績が認められてラムゼーは1904年ノーベル化学賞を受賞しました
ノーベル賞の部屋 Nobel Prizes

その他、ラムゼーはヘリウムやラドンの単離に成功し、その特徴を明らかにしています

まさにラムゼーといえば貴ガスの発見者って知られているということなのだね!
次回はケクレ

さて、19世紀に活躍した世界の化学者XVラムゼーは如何でしたか?

いらすとすてーしょんでは化学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに!

ケクレは、構造化学の確立を提唱した化学者でした

ぜひケクレのイラストポートレートページにもお越しください
19世紀に活躍した世界の化学者たち
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