アントワーヌ・ラヴォアジエ





Antoine Lavoisier(1743-1794)

ようこそ!フリーイラストポートレートと

歴史の停車場いらすとすてーしょん
こちらのページでは ラヴォアジエ 18世紀に

活躍した世界の化学者⑥
をお楽しみください

ラヴォアジエ
イラストポートレート Syusuke Galleryより

18世紀の化学

館長

いらすとすてーしょんでは化学の部屋より18世紀に活躍した世界の化学者と題してイラストポートレートをお届けします

(参考)18世紀に活躍した世界の化学者たち

(参考)19世紀に活躍した世界の化学者たち

館長

さて今回はラヴォアジエをお届けします

Oxygen(酸素)を命名

シューちゃん

ラヴォアジエはどんな化学者だったの?

館長

ラヴォアジエはOxygen(酸素)を命名した化学者でした

シューちゃん

確か酸素を発見したのは…プリーストリーやシェーレだったよね?

1733-1804を生きた化学者であり、バリウムやマンガンなどの元素や多くの化合物を発見し報告した。また、酸素ガスについて「Chemical Treatise on Air and Fire」という論文を1777年に著したが、プリーストリーより2年遅かったため、酸素の初発見者とは認められていない。しかし、シェーレはプリーストリーより数年前に酸素の存在を確認していた。
【化学の部屋|プリーストリー】18世紀に活躍した世界の化学者①
1742-1786を生きた化学者であり、バリウムやマンガンなどの元素や数多くの化合物を発見し報告した。また酸素ガスにおいて、1777年Chemical Treatise on Air and Fireとして著したがプリーストリーより2年遅れたため、発見者となっていない。プリーストリーより数年前にその酸素の存在を確認していたという。
【化学の部屋|シェーレ】18世紀に活躍した世界の化学者②
館長

シューちゃん!その通りです

館長

その方々が発見した気体(ガス)にOxygen(酸素)と1779年に命名したのが、今回のラヴォアジエでした

シューちゃん

そうか、Oxygenとつけたのがラヴォアジエだったんだね

館長

Oxygenの由来については酸を生む物質ということ誤解があったそうで、ギリシャ語のOxys(酸)とGenen(生む)をかけわせてOxygenとなったそうです

日本では宇田川榕菴が酸素と命名

館長

ちなみに、日本では酸素と呼ばれていますが、この日本語名の命名者はこのお方でした

1798−1846を生きた医学者であり博物学者。宇田川玄真の養子となり、医学・薬学・植物学・化学などの分野を切り開いた。特に本草学から植物学を、そして化学分野では元素・酸化・還元・水素・酸素・炭素などの語彙をつくり、イギリス化学書であったElements of Experimental Chemistryの蘭語版を翻訳。増補し舎密開宗として1837年初版を完成させた。
【医学の部屋|宇田川榕菴】ビフォーアフターP.F.シーボルト編⑦
シューちゃん

そんな歴史があったのだなぁ

質量保存の法則を見出す

館長

このOxygenの命名に至るにはラヴォアジエの精密な燃焼実験から導き出されているのですよ

シューちゃん

燃焼実験??

館長

この燃焼実験から、燃焼前と後で質量(物質量)が変わらないことを発見したことが始まりでした

シューちゃん

それって、理科の授業で習ったあの…

館長

日本では質量保存の法則と呼ばれていますよ
※フランスではラヴォアジエの法則と呼ばれることの方が一般的のようです

シューちゃん

ラヴォアジエは、質量保存の法則を考え方を示して、そしてプリーストリーやシェーレの発見した気体(ガス)に酸素と名付けたのだね

館長

ここまでをまとめてみましょう

館長

時は紀元前のアリストテレスが示した四元素説、そしてパラケルススの三元素説などを経て、シュタールが確立したフロギストン説が誤りであったことを、ラヴォアジエが酸素を命名したことで終止符が打たれたことになります

1493-1541を生きた医学者。ヨーロッパ中を放浪しながら、従来より伝わっていたガレノスなどの当時の医学を論駁し、独自の思想や天文学、錬金術などからなる考え方を示した。その中でも梅毒に対し、物質変換を主旨とした錬金術から見出した水銀を用いた治療を採用するなど、金属化合物の臨床応用を唱えた。このことから毒性学(Toxicology)の分野を切り拓いた一人とされており、医療革命としてのルネサンスの扉を開いた。
【医学の部屋|パラケルスス】16世紀以前に活躍した世界の医学者①
1659-1734を生きた医学者であり化学者。 1708年生理学と病理学からなる医学理論書Theoria medica veraを著し、生物にはアニマという非物質が存在し、生命活動を営むとしたアニミズムを提唱した。そしてその理論は、ドイツ哲学者ライブニッツ(1646-1716)が提唱した生気論を牽引した。また化学の分野では、特にZymotechnia Fundamentalis(科学の基礎・1697年)にて、燃焼について酸化の考えにつながるフロギストンという物質をアリストテレスにより広く支持された四元素説に加え唱えた。
【医学の部屋|シュタール】18世紀に活躍した世界の医学者Ⅺ
シューちゃん

酸素にまつわるこんなことがあったとはね…

館長

さて、18世紀に活躍した世界の化学者④ベリマンは如何でしたか?

館長

いらすとすてーしょんでは化学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

館長

これからもご紹介していきます

館長

どうぞお楽しみに!

18世紀に活躍した世界の化学者たち

2024-05-280033フランス共和国出身

【化学の部屋|プルースト】18世紀に活躍した世界の化学者⑤

2024-05-270046スウェーデン王国出身

【化学の部屋|ベリマン】18世紀に活躍した世界の化学者④

2024-05-260033フランス共和国出身

【化学の部屋|ブラック】18世紀に活躍した世界の化学者③

2024-05-250049ドイツ連邦共和国出身

【化学の部屋|シェーレ】18世紀に活躍した世界の化学者②

2024-05-240044英国出身

【化学の部屋|プリーストリー】18世紀に活躍した世界の化学者①

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26京都府
1864-1936を生きた化学者。帝国大学理科大学化学科を卒業後、ドイツライプツィヒ大学でオストワルド教授の下で研究を行い、帰国後、東京帝国大学教授となる。その後1908(明治41)年、昆布の出汁からグルタミン酸ナトリウムを単離し、甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第五の味覚として「うま味」の成分であることを発見。その翌年には鈴木三郎助により「味の素」として商品化された。
【化学の部屋|池田菊苗】日本の化学者 明治時代編.1
0046スウェーデン王国出身
1903-1982を生きた化学者であり生化学者。酵素とその補酵素がどのように結合し、酵素の触媒作用を活性化させるかというメカニズムの研究を行う。特に肝臓におけるアルコール代謝の鍵となる酵素に関する研究で、生体内の酸化還元反応を触媒する酵素群のメカニズムを解明し、生化学の基礎を築いた。これらの功績により1955年ノーベル医学・生理学賞を受賞した。
【化学の部屋|テオレル】20世紀に活躍した世界の化学者XXX
0046スウェーデン王国出身
1859-1927を生きた化学者であり物理学者。 電解質溶液の性質を説明する電気的解離の理論(電離説)を解明し、この功績により1903年ノーベル化学賞を受賞。また化学反応速度が温度によってどのように変化するかを定量的に表すアレニウス式を考案。これに基づき化石燃料の燃焼によって大気中の二酸化炭素濃度が増加すると、地球の平均気温が上昇するということを世界で初めて指摘した一人でもある。 アレーニウスと表記されることもあります。
【化学の部屋|アレニウス】20世紀に活躍した世界の化学者XXⅨ
0043オーストリア共和国出身
1865-1929を生きた化学者。コロイド溶液に強い光を投射することで散乱する光(チンダル散乱光)を観察できるウルトラマイクロスコープを開発したことで、これまで直接観察が困難であったコロイド粒子の存在を可視化し、その性質や挙動の詳細な研究を行った。このことから1925年ノーベル化学賞を受賞した。
【化学の部屋|ジグモンディ】20世紀に活躍した世界の化学者XXⅧ

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48出生地不明
出没年不明 平安時代を生きたと思われる僧、文学家であり歌人。宇治山に隠者生活を送り、その詩才で多くの人々に影響を与えた。人物像は主に作品から推測され、隠遁生活とその心境を詠み、都の喧騒から離れた静かな生活を送っていたと考えられている。作品は『古今和歌集』に収録されており、六歌仙のひとりとして知られている。
【文学の部屋|喜撰】平安時代編.6New!!
48出生地不明
出没年不明 平安時代を生きたと思われる文学家であり歌人、そして琵琶法師としても知られる。音楽と詩の才能で多くの人々に愛された。蝉丸の和歌は『古今和歌集』や『新古今和歌集』に収録されており、人物像は主に作品から推測され、自然や人間の感情を深く表現した作品が多い。
【文学の部屋|蝉丸】平安時代編.5
シューちゃん

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