【医学の部屋|パラケルスス】16世紀以前に活躍した世界の医学者①

いらすとすてーしょんでは医学の部屋より16世紀以前に活躍した世界の医学者と題してイラストポートレートをお届けしています

さて今回はパラケルススをお届けします

パラケルススは医療分野のルネサンスの扉を開いた医学者と考えられています

パラケルススのそのほとんどの生涯を旅で過ごしたとされています

その旅で得た思想や天文学、錬金術などから、1500年も続いてきたガレノス(129?-200?)の医学に対して決別を訴えました

シューちゃん!その通りでして…

パラケルススの考え方には非難が相次いだそうです

しかし、パラケルススの考え方に賛同する人も増えていったそうですよ

そんなパラケルススは、金属の臨床応用を考えます

パラケルススは、例えば梅毒の治療に水銀を用いたのです

水銀には殺菌効果があることから、この治療が生まれたと考えられています

そしてパラケルススは、錬金術を用いて金属化合物が薬にならないかとう視点で研究に勤しんでいたようです

そうです!シューちゃん
このことからパラケルススは医学に化学の視点を加えた医化学の祖とも考えられます

そして、毒性学(Toxicology)の分野の先駆者とも考えられています

このパラケルススの医療革命から約半世紀後の17世紀、ガレノスの体液説は完全に否定されて、新たは医学理論が様々生まれていきました

パラケルススと同時期に革命が起きたという興味深い出来事でした

さて、16世紀以前に活躍した世界の医学者①パラケルススは如何でしたか？

いらすとすてーしょんでは医学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに！

今回の16世紀に活躍した世界の医学者①の制作には「医学の歴史(1964)」中公尾新書発行を参考図書として用いております