ジョヴァンニ・バッティスタ・モルガーニ





Giovanni Battista Morgagni(1682-1771)

ようこそ!フリーイラストポートレートと

歴史の停車場いらすとすてーしょん
こちらのページではモルガーニ 18世紀に活躍した

世界の医学者⑦
をお楽しみください

モルガーニ
イラストポートレート Syusuke Galleryより

18世紀の西洋医学

館長

いらすとすてーしょんでは医学の部屋より18世紀に活躍した世界の医学者と題してイラストポートレートをお届けしています

(参考)17世紀に活躍した世界の医学者たち

(参考)18世紀に活躍した世界の医学者たち

モルガーニって?

館長

さて今回はモルガーニをお届けします

シューちゃん

モルガーニはどんな医学者だったの?

館長

モルガーニは、フェルネルが切り拓いた病理学と…

1497-1558を生きた天文学者であり医学者は人体の臓器機能をまとめて「Physiology」生理学と発表。
【医学の部屋|Jean Fernel ジャン・フェルネル】私が命名したのはPhysiology・生理学
館長

ヴェサリウスが切り拓いた解剖学を掛け合わせた…

1514-1564を生きた医学者。2世紀ガレノスによって興った解剖を、De Humani Corporis Fabrica Libri Septem(1543年)によって解剖を学問レベルに引き上げた。その詳細な解剖図はガレノスの学説からの転換期となる。その後カール5世の侍医などの要職をつとめた。その解剖学の先鋭眼は当時の医学界に大きな衝撃を与え、風当たりも強かったとされる。 それらの背景には16世紀に発展した印刷技術によりガレノスの著作物に触れる機会が多くなったことが挙げられる。またこの当時の解剖学の先駆者としてはレオナルド・ダ・ヴィンチが挙げられ、その解剖図は数百とも言われ臓器図も描かれている。
【医学の部屋|ヴェサリウス】16世紀以前に活躍した世界の医学者④
館長

解剖病理学という分野の先駆者となりました

病理解剖学の祖

シューちゃん

病理解剖学?

館長

そうですね…、正常組織と病的組織の比較することを考えました

館長

例えば脳の血管に異常をきたして脳に十分な血液が行き届かない病気を考えましょう

シューちゃん

それって脳卒中だよね

館長

この脳卒中は、それまでは脳が壊れる病気と思われていました

シューちゃん

確かに、脳に血液が届かないから脳が壊れると考えられるけど…

館長

確かに脳が壊れるという表現は正しいのですが…

館長

モルガーニは、その脳が壊れる原因は、血管が詰まるなど、脳血管の異常によって起こることを突き止めたのです

シューちゃん

どうやって突き止めたの?

館長

脳卒中が原因で亡くなった人の脳を解剖して確認しました

シューちゃん

なるほど、病気の原因となった組織を剖検したのか

館長

そして、さまざまな病気で亡くなった人の剖検例は700症例にも及び‥

館長

1761年よりDe Sedibus et Causis Morborum per Anatomen Indagatis を著して病理解剖学の扉を拓いたのです
※INTERNET ARCHIVEより

シューちゃん

だから病理解剖学の祖と言われているのだね

次回はガルヴァーニ

館長

さて、18世紀に活躍した世界の医学者⑦モルガーニは如何でしたか?

館長

いらすとすてーしょんでは医学の歴史を彩ってきた偉人たちを…

館長

これからもご紹介していきます

館長

どうぞお楽しみに!

シューちゃん

次回はガルヴァーニを取り上げるよ

1737-1798を生きた医学者。カエルの足に2種類の金属を当てるとけいれんをおこすことを発見し1791年Aloysii Galvani De viribus electricitatis in motu musculari commentarius として発表し、動物電気の存在を提唱。それは生体電気研究の礎を築いた。また、仮説を証明するため数多くの実験を行ったことから生理学実験の礎となる またこの主張に対してA Volta(1745−1827)は否定の立場をとりその後の電池の発明につながっている。
【医学の部屋|ガルヴァーニ】18世紀に活躍した世界の医学者⑧
館長

今回の18世紀に活躍した世界の医学者⑦の制作には「医学の歴史(1964)」中公尾新書発行を参考図書として用いております

18世紀に活躍した世界の医学者たち

2024-05-220049ドイツ連邦共和国出身

【医学の部屋|シュタール】18世紀に活躍した世界の医学者Ⅺ

2024-05-100033フランス共和国出身

【医学の部屋|ビシャ】18世紀に活躍した世界の医学者⑩

2024-05-090049ドイツ連邦共和国出身

【医学の部屋|ブルーメンバッハ】18世紀に活躍した世界の医学者⑨

2024-05-080039イタリア共和国出身

【医学の部屋|ガルヴァーニ】18世紀に活躍した世界の医学者⑧

2024-05-060049ドイツ連邦共和国出身

【医学の部屋|メスメル】18世紀に活躍した世界の医学者⑥

2024-05-050044英国出身

【医学の部屋|ジョン・ハンター】18世紀に活躍した世界の医学者⑤

2024-05-040041スイス連邦出身

【医学の部屋|ハラー】18世紀に活躍した世界の医学者④

2024-05-030031ネーデルランド(オランダ)王国出身

【医学の部屋|インヘンハウス】18世紀に活躍した世界の医学者③

2024-05-020033フランス共和国出身

【医学の部屋|ラ・メトリ】18世紀に活躍した世界の医学者②

2024-05-010031ネーデルランド(オランダ)王国出身

【医学の部屋|ブールハーフェ】18世紀に活躍した世界の医学者①

医学・新着偉人(It's New)はこちらから

0032ベルギー王国出身
1579-1644を生きた医学者であり化学者。パレケルススの化学に基づいた理論で人体の機能を解き明かす医療化学の分野を進めた。四元素や体液説など古代医学を論駁し、また空気とは異なる気体の存在を見出し、この気体をガスと命名し、その概念を明らかにした。
【医学の部屋|ヘルモント】17世紀に活躍した世界の医学者⑨
0049ドイツ連邦共和国出身
1659-1734を生きた医学者であり化学者。 1708年生理学と病理学からなる医学理論書Theoria medica veraを著し、生物にはアニマという非物質が存在し、生命活動を営むとしたアニミズムを提唱した。そしてその理論は、ドイツ哲学者ライブニッツ(1646-1716)が提唱した生気論を牽引した。また化学の分野では、特にZymotechnia Fundamentalis(科学の基礎・1697年)にて、燃焼について酸化の考えにつながるフロギストンという物質をアリストテレスにより広く支持された四元素説に加え唱えた。
【医学の部屋|シュタール】18世紀に活躍した世界の医学者Ⅺ
0098イラン・イスラム共和国出身
865-925を生きた医学者。9~10世紀のイスラム王朝(アッバース朝)に医学、哲学など幅広い分野でその名を刻んだ。天然痘と麻疹の臨床所見の違いを示すなど、特に医学分野でその名を馳せている。
【医学の部屋|ラーズィー】16世紀以前に活躍した世界の医学者⑥
0033フランス共和国出身
1298-1368を生きた医学者。ヴェサリウス以前の中世ヨーロッパにおいて、ガレノスによる解剖学を学び、外科医としてその名を刻んだ。1363年には外科指南書となったChirurgia magnaを著し、8章からなるラテン語で描かれたこの書は外科医のバイブルとなった。黒死病(ペスト)に立ち向かった医師としても記憶されている。
【医学の部屋|ショーリアック】16世紀以前に活躍した世界の医学者⑤

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13東京都
1923-1996を生きた小説家。幼少期を大連で過ごし帰国後、12歳でカトリックの洗礼を受け、信仰と文学の融合を志す。慶應義塾大学文学部仏文科卒業後、1950(昭和25)年にフランス・リヨンへ戦後初となる国費留学。帰国後は評論活動を経て、1955(昭和30)年に「白い人」で芥川賞を受賞。その後「海と毒薬(1958)」など日本の精神風土とキリスト教の思想を併せ持った独自の作風で文壇を沸かせ、安岡章太郎や吉行淳之介らとともに「第三の新人」として注目を集める。またユーモアあふれる随筆「狐狸庵」シリーズでも人気を博し、幅広い読者層に支持された。1995(平成7)年、文化勲章を受章。
【文学の部屋|遠藤周作】昭和時代編.130New!!
13東京都
1923-1998を生きた詩人であり翻訳家。明治大学文芸科卒業。戦時中は海軍予備学生として従軍し、敗戦後に復員。1947(昭和22)年、鮎川信夫、北村太郎らと詩誌「荒地」を創刊し、戦後詩の旗手として登場。1956(昭和31)年に処女詩集「四千の日と夜」を刊行し、「言葉のない世界(昭和37)」で高村光太郎賞を受賞。その後も、文明批評と叙情を融合させた知的探究溢れるモダニズムを象徴する詩を残す。また翻訳家としてもアガサ・クリスティやロアルド・ダールなどの推理小説・児童文学を多数手がけ、名翻訳家としても人気を博した。
【文学の部屋|田村隆一】昭和時代編.129
シューちゃん

シュー(Syu)です
2025年も、よろしくね

館長

4年目を迎えた2025年も皆様に役立つ世界の偉人たちをシューちゃんと共にフリーイラストポートレートをお届けします

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