【文壇発見】「織田作之助」好きやねん大阪文学

さくのすけ

仕出し屋の息子としてなぁ、1913年に生まれたん

さくのすけ

生まれも、育ちも大阪や

さくのすけ

勉強はそこそこだったんよ。それで今の京都大学(当時は第三高等学校といいますねん)へ入学や

さくのすけ

病気して卒業はなしになったんやけど、京大時代は外国文学を知ることがおおきかったんや

赤と黒スタンドール作岩波文庫はナポレオン没落後,武勲による立身の望みを失った貧しい青年ジュリアン・ソレルが,僧侶階級に身を投じ,その才智と美貌とで貴族階級に食い入って,野望のためにいかに戦いそして恋したか.率直で力強い性格をもったジュリアンという青年像を創出し,恋愛心理の複雑な葛藤を描き出したフランス心理小説の最高峰.1830年の作品

夢中で読んだ赤と黒
これが決定的に小説家への道を決めたや

「赤と黒」(上・下)
スタンダール 作
桑原武夫 訳
生島遼一 訳
岩波文庫
1958年刊行

さくのすけ

そうしているとなぁ、時は江戸時代の上方文学創設者といってもいいなぁ。井原西鶴に出会ったんや

さいかく

お前さん、ワイの物書き読んだんやな

さいかく

ワイも早くに妻を亡くしてなぁ、3人の子供たちを男で一つで育てたんや

さいかく

そんな中で生み出したのがバブル絶頂期にドンピシャの「好色一代男」や

さいかく

でもなぁ、バブルはやっぱり弾けるんや

さいかく

そこで人生最後の大仕事

さいかく

大晦日の1日を借金取りに追われる面々を悲劇の中に喜劇ありでユーモアに綴った「世間胸算用」は、お前さんの心に刺さったんかぁ?

さくのすけ

井原西鶴文学をしっかり世襲して「夫婦善哉」を書きました。これがヒットしたんねん

惚れた弱みか腐れ縁か、ダメ亭主柳吉に尽くす女房蝶子。気ィは悪くないが、浮気者の柳吉は転々と商売を替え、揚句、蝶子が貯めた金を娼妓につぎ込んでしまう…夫婦善哉織田作之助著新潮文庫

年中借金取りが出はいりした…の下から始まる織田作之助の出世作品「夫婦善哉」

新地の芸者蝶子はできた妻
なぜかダメダメ男に惚れ込み駆け落ち
惚れた弱みか、腐れ縁か、

そして二人で食べた「ぜんざい」は法善寺の境内にあった

法善寺境内の「めおとぜんざい」へ行った。道頓堀からの通路と千日前からの通路の角に当っているところに古びた阿多福人形おたふくにんぎょうが据えられ、その前に「めおとぜんざい」と書いた赤い大提灯おおぢょうちんがぶら下っているのを見ると、しみじみと夫婦で行く店らしかった。おまけに、ぜんざいを註文ちゅうもんすると、女夫めおとの意味で一人に二杯ずつ持って来た。
法善寺境内の「めおとぜんざい」へ行った
道頓堀からの通路と千日前からの通路の角に当っているところに古びた阿多福人形おたふくにんぎょうが据えられ、その前に「めおとぜんざい」と書いた赤い大提灯おおぢょうちんがぶら下っているのを見ると、しみじみと夫婦で行く店らしかった
おまけに、ぜんざいを註文ちゅうもんすると、女夫めおとの意味で一人に二杯ずつ持って来た
夫婦善哉 織田作之助1940年8月
さくのすけ

実は別府を舞台にした「続夫婦善哉」も残していたんだけど、見つけたんやな。

新発見された「続 夫婦善哉」では舞台を別府へ移し、夫婦の絶妙の機微を描いていくが……。阿呆らしいほどの修羅場を読むうちに、いとおしさと夫婦の可笑しみが心に沁みる傑作等織田作之助の小説七篇を所収。

1999年改造社(第1回改造社、文藝推薦で夫婦善哉が選ばれる)創業者である山本実彦氏(出身地鹿児島県川内市)のご家族のご意向により、改造社にあった直筆原稿が出身地へ寄付されたんだ。
※川内まごころ文学館に所蔵

その中に、なんと織田作の夫婦善哉の続編が未発表原稿として含まれていた。

そうして2007年(この年は織田作没後60年の節目だった)に雄松堂出版より夫婦善哉完全版として発売されたんだって。

現在は新潮文庫から決定版として入手できます。
「夫婦善哉 決定版」
織田作之助 著
発売日 2016年9月

ちなみに織田作之助賞(Since1983)っていう賞もありますよ

織田作之助賞は、大阪生まれの作家で、小説のみならず評論活動でも活躍し、日本文学に一時期を画した織田作之助の生誕70年を記念して1983年に創設しました。2014年に装いを新たにし、織田作之助賞(既刊の単行本)と織田作之助青春賞(公募)の二本立てになりました。
両賞とも、各種団体にご支援いただき、織田作之助賞実行委員会が運営しています。

織田作之助賞は大阪生まれの作家で、小説のみならず評論活動でも活躍し、日本文学に一時期を画した織田作之助の生誕70年を記念して1983年に創設

2014年からは織田作之助賞(既刊の単行本)と織田作之助青春賞(公募)の二本立て

詳しくは毎日新聞社公式HPをご確認ください

織田作を語るのにハズせない面々

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