ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
Vincenzo Bellini
ようこそ!フリーイラストポートレートと
歴史の停車場「いらすとすてーしょん」へ
こちらのページでは【音楽家の部屋|ベッリーニ】19c.伊オペラ作曲家③をお楽しみください
- 1. ベッリーニイラストポートレート(Syusuke Galleryより )
- 2. 19世紀イタリアオペラ作曲家③
- 2.1. 全6回の3回目はベッリーニ
- 2.2. 王立音楽大学で学ぶ
- 2.3. ペルゴレージ登場
- 2.4. パイジエッロ登場
- 2.5. ドニゼッティ、ナポリへ
- 2.5.1. ベッリーニ作 Bianca e Fernando(1826)
- 2.6. D.バルバイアに勧められミラノ・スカラ座へ
- 2.6.1. ベッリーニ作Il pirata(1827)
- 2.6.2. ベッリーニ作 La straniera(1829)
- 2.7. 1830年のミラノ・オペラシーズン
- 2.7.1. ベッリーニ作 La sonnambula(1831)
- 2.8. パリへ
- 2.8.1. ベッリーニ作 Les Puritains(1835)
- 2.9. ベッリーニ逝く
- 2.10. 次回はヴェルディ
- 3. 音楽家・新着偉人(It's New)はこちらから
- 4. 音楽家の部屋へようこそ
- 5. いらすとすてーしょん検索コーナー
ベッリーニイラストポートレート(Syusuke Galleryより )

イタリア出身 1801-1835
ロッシーニ、ドニゼッティらとベルカント・オペラで活躍
ナポリで音楽を学び
興行師バルバイアにその才能を見いだされ
ミラノ・スカラ座をはじめ様々な劇場で活躍
その作品のほとんどはオペラ・セリア分野であった
歌詞と緊密に対応した表現力ゆたかな旋律書法は
ヴェルディやヴァーグナーに影響を与えた
33歳で早世

この特集でお届けしている作曲家はこちら↓
19世紀イタリアオペラの作曲家
- ジョアキーノ・ロッシーニ
- 1792-1868

- ガエターノ・ドニゼッティ
- 1797-1848

- ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
- 1801-1835

- ジュゼッペ・ヴェルディⅠ初期
- 1813-1901

- ジュゼッペ・ヴェルディ Ⅱ中後期
- 1813-1901

- ジャコモ・プッチーニ
- 1858-1924

19世紀イタリアオペラ作曲家③

前回はドニゼッティさんのイラストポートレートをお届けしました
【音楽の部屋|ドニゼッティ】19c.伊オペラ作曲家②

今回はベッリーニさんだね

ようこそ!シューちゃん
全6回の3回目はベッリーニ

ただいま全6回にわたって"19世紀にイタリアオペラ作曲家特集"を組んでいます

その第3回目だね

前回は19世紀イタリアオペラを牽引したロッシーニさん以降にベルカント・オペラで活躍したドニゼッティさんを綴りました

もう一度ご覧になられたい方はこちらからお願いします

そして今回はドニゼッティさんの好敵手であり後輩、もちろんロマン派、ベルカント・オペラで活躍したベッリーニさん
王立音楽大学で学ぶ

そのベッリーニさんはナポリ王立音楽大学で音楽を学んでいたのですよね

うん!でも当初は古典的な音楽を学んでいたみたい

ペルゴレージさんやパイジエッロさんなど…
ペルゴレージ登場

この時はもうわたしの作曲は古典になってしまうのですか…
【音楽の部屋|ペルゴレージ】ブフォン論争の原点
パイジエッロ登場

ペルゴレージ大先輩に同じく…
【音楽の部屋|パイジエッロ】ロシアを魅了したナポリ作曲家

彼らの作品で学んでいたんだって

いずれもナポリ楽派の巨匠たちですけどね…
ドニゼッティ、ナポリへ

そのベッリーニさんがナポリで学んでた時、ナポリに来たドニゼッティさんと顔見知りの仲になるよ

1822年ごろですよね

その後、ベッリーニさんが卒業制作で作曲したBianca e Fernandoで大成功を収める

卒業制作とは思えないほどの作品

そのベッリーニさんは、ずば抜けた成績で卒業
D.バルバイアに勧められミラノ・スカラ座へ

そんな中、ドニゼッティさんのときと同様に、奇才のオペラ興行師D.バルバイアさん(1778-1841)によって作曲家としての才能を見出されて…

ミラノ・スカラ座へ

その時、2つの作品でロッシーニに対峙できるほどの作曲家と絶賛されたのですよね

それにしてもベッリーニさんも期待に答えてすごいですが、その段取りをおこなったD.バルバイアさんもすごいですよね

ここまでくるとベルカント・オペラの成功は、D.バルバイアさんの存在なくては成り立たなかったともいえそうです

それだけ、オペラ劇場運営に大きく関わっていた興行師という存在が大きいことがわかるよね

ただ…このころからベッリーニさんは体調を崩しがちになる

静養と仕事の日々だったのでしょうか…
1830年のミラノ・オペラシーズン

それでも1830年のミラノ・オペラシーズンにはこの作品で勝負に出る

先輩ドニゼッティさんのAnna Bolenaに負けずと劣らず、この作品も大ヒットしたのですよね

ついにベッリーニさんはベルカント・オペラを自身のモノとしたんだね
パリへ

そしてベッリーニさん姿はパリにあった

パリではロッシーニさんと接触していたみたいですね
【音楽の部屋|ロッシーニ】19c.伊オペラ作曲家①

うん、ロッシーニさんは「(ベッリーニは) 俺の弟子だ!」的な振る舞いだったみたい

そしてロッシーニさんのアドバイスも功を奏したのか、大絶賛のこの作品が生まれました

この作品が上演された1835年の9月23日
ベッリーニ逝く

ベッリーニさんは33歳という短い人生に幕を下ろすんだ

つまり、このLes Puritainsがベッリーニさん最後の作品だったということですね

シューちゃん、今回も解説ありがとうございました

19世紀のイタリアオペラをベルカント・オペラとして位置付け発展させた前々回のロッシーニさん、前回のドニゼッティさんに続きベッリーニさんをお届けしました

この前回のドニゼッティさんと同様にベッリーニさんの後に続くのは、イタリア・オペラを最高レベルに引き上げたとされるジュゼッペ・ヴェルディさんです
次回はヴェルディ

この続きは2024年3月12日公開予定のヴェルディ・19c.伊オペラ作曲家④で会おうね
【音楽の部屋|ヴェルディ】19c.伊オペラ作曲家④

ベルカントそれは美しい歌、そのベルカントを求めていたロッシーニさん

ロッシーニさんの求めていた華やかで高レベルなベルカントを、ドニゼッティさん同様にベッリーニさんもより深く、そして力強いベルカントを追求しました

次回の19c.イタリアオペラ作曲家特集では、イタリアオペラを最高レベルまで引き上げたヴェルディ、そしてプッチーニと展開予定です

さて今回はヴィンチェンツォ・ベッリーニを19世紀のイタリアオペラの視点から取り上げさせていただきました

いらすとすてーしょんでは西洋音楽を彩ってきた音楽家を…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに!
音楽家・新着偉人(It's New)はこちらから
【音楽の部屋|山口淑子(李香蘭)】ブギウギ放送記念⑤
【音楽の部屋|高峰秀子】ブギウギ放送記念④
【映画監督の部屋|黒澤 明】ブギウギ放送記念③
【経営者の部屋|吉本せい】ブギウギ放送記念②
音楽家の部屋へようこそ
出身国別、都道府県でお届けしています
音楽家の部屋 Musicologist
音楽家の部屋Musicologistへようこそ。SyusukeGalleryよりイラストポートレートをお届けさせていただきます。
広告コーナー
いらすとすてーしょんはGoogle AdSenseの収益により
運営させていただいております
皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます
いらすとすてーしょん検索コーナー
いらすとすてーしょん検索コーナー
いらすとすてーしょん検索コーナー
新着偉人(It's New)
新たに公開のイラストポートレートをご覧ください
【文学の部屋|平出 修】明治時代編.22New!!
【文学の部屋|有島武郎】明治時代編.21
1月16日より、文学の部屋から飛鳥時代〜の文学者をお届けしています↓
1月15日まで、経営者の部屋より明治・大正・昭和時代に活躍した経営者をお届けしました↓

シュー(Syu)です
2025年も、よろしくね

4年目を迎えた2025年も皆様に役立つ世界の偉人たちをシューちゃんと共にフリーイラストポートレートをお届けします