ジョヴァンニ・パイジエッロ Giovanni Paisiello
ようこそ!フリーイラストポートレートと
歴史の停車場「いらすとすてーしょん」へ
こちらのページでは【音楽家の部屋|パイジエッロ】
ロシアを魅了したナポリ作曲家をお楽しみください
- 1. パイジエッロ イラストポートレート(Syusuke Galleryより )
- 2. パイジエッロって
- 2.1. オペラ・ブッファ
- 2.2. Le barbier de Séville
- 2.3. 元祖はパイジエッロ
- 2.4. フィガロ三部作
- 2.5. 第一部 セビリアの理髪師
- 2.6. 第二部 フィガロの結婚
- 2.7. 第三部 有罪の母(La Mère coupable)
- 2.8. パイジエッロ作 Il barbiere di Siviglia - Ouverture (Carella)
- 2.9. パイジエッロ作 Il barbiere di Siviglia - sottotitoli italiano
- 3. 音楽家・新着偉人(It's New)はこちらから
- 4. 音楽家の部屋へようこそ
- 5. いらすとすてーしょん検索コーナー
パイジエッロ イラストポートレート(Syusuke Galleryより )

イタリア出身 1740-1816
オペラ・ブッファの分野で活躍
エカチェリーナ2世から招聘を受け8年間ロシアで作曲活動を行う
その間の1782年Le barbier de Sévilleを作曲し
ペテルブルクで初演を飾った
帰国後ナポレオン政治に翻弄
生涯の作品はオペラ80曲強
宗教曲やハープシコード協奏曲を含む器楽曲など多岐にわたる
パイジエッロって

今回はパイジエッロさんのイラストポートレートをお届けしました

そのパイジエッロさんはオペラ・ブッファの作曲家として名高いです

ここでオペラ・ブッファについておさらいしておきましょう
オペラ・ブッファ

シューちゃん、お願いします

オペラ・ブッファは一言でいうと軽快でユーモアに富んだ作品

オペラ・ブッファについてはペルゴレージさんのイラストポートレートページでも紹介しています
【音楽の部屋|ペルゴレージ】ブフォン論争の原点

このオペラ・ブッファでパイジエッロさんも活躍したんだ

そう言えば、ペルゴレージさんとパイジエッロさんもナポリでオペラを学んだ作曲家です
Le barbier de Séville

パイジエッロさんの代表作というと、Le barbier de Sévilleかな

日本では、セビリアの理髪師って呼ばれているけど

わたしもそう思うのですが、セビリアの理髪師はロッシーニ(1792−1868)さんの作曲と思っていました

世界的にロッシーニさんの方が有名
元祖はパイジエッロ

でもパイジエッロさんの方が早くセビリアの理髪師を作曲しているんだ

その初演はパイジエッロさんがロシアで活動していた1782年

ちなみにロッシーニさんの作曲したセビリアの理髪師の初演は1816年のローマだよ

パイジエッロさんが亡くなった年にロッシーニさんの作品が始まるって…何かを感じます

まさにロッシーニさんはこの時を狙っていたのかも!?

さてパイジエッロさんのセビリアの理髪師だけどロシアのペテルブルクで1782年に初演を迎えて大絶賛だった

ところでセビリアの理髪師って?
フィガロ三部作

では少し長くなるけどフィガロ三部作について話すよ
第一部 セビリアの理髪師

このセビリアの理髪師は、フィガロ三部作というフランスの劇作家ボーマルシェさんの戯曲の第一部なんだ

ちなみにこのフィガロというのは、作者ボーマルシェさん自身の分身として登場させている

そのフィガロは理髪師、そしてそのフィガロが美しい娘を争奪する伯爵のために恋のキューピットになる

これがセビリアの理髪師なのですね
第二部 フィガロの結婚

そして第二部はフィガロの結婚

なんと恋のキューピットになったフィガロは理髪師から伯爵執事に抜擢

その執事フィガロの恋人を、雇い主である伯爵と恋のバトルが勃発

そして、その結末は…

フィガロの勝利!

ネタバレ…

ここで面白いのは、この雇い主(主人)が負けるという下剋上のような風刺を描いている

面白いです!

そして第三部は?
第三部 有罪の母(La Mère coupable)

La Mère coupable、日本では有罪の母って訳されていることが多いかな

この三部は、フィガロの結婚から20年あまりが過ぎたころの物語となってる

また恋多き伯爵が問題を起こす?

館長!御名答!!

今度は伯爵だけでなくて伯爵夫人も…のお互いの過ちから生まれた息子と娘

そのお互いの過ちから生まれた息子と娘

そして、そこにまたフィガロが大活躍

この三部作は…

一部と二部はユーモア溢れる喜劇的内容

でも三部はどちらかというと庶民向けの倫理観や価値観を問いかけているような内容って評価されてる

そういった意味で一部と二部はよく上演されるけど、三部はオペラの演目としてはあまり知られていないかもしれませんね

ではここでパイジエッロさんの作品、セビリアの理髪師をお届けします
パイジエッロ作 Il barbiere di Siviglia - Ouverture (Carella)
パイジエッロ作 Il barbiere di Siviglia - sottotitoli italiano

この作品でペテルブルクを魅了したのですね

そして先ほどもお伝えしましたが、このセビリアの理髪師はパイジエッロさんの亡くなる1816年に、ロッシーニさんの作品として登場し、人気を博するのです

この続きはいずれロッシーニさんのイラストポートレートページの公開時にお届けしたいと思います

と、綴っていましたがいよいよ2024年3月9日にロッシーニさんの新たなページが完成します
【音楽の部屋|ロッシーニ】19c.伊オペラ作曲家①

ぜひ3月9日以降に立ち寄ってね!

シューちゃん、今回も解説ありがとう

さて今回はジョヴァンニ・パイジエッロ を取り上げさせていただきました

いらすとすてーしょんでは西洋音楽を彩ってきた音楽家を…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに!
音楽家・新着偉人(It's New)はこちらから
【音楽の部屋|山口淑子(李香蘭)】ブギウギ放送記念⑤
【音楽の部屋|高峰秀子】ブギウギ放送記念④
【映画監督の部屋|黒澤 明】ブギウギ放送記念③
【経営者の部屋|吉本せい】ブギウギ放送記念②
音楽家の部屋へようこそ
出身国別、都道府県でお届けしています
音楽家の部屋 Musicologist
音楽家の部屋Musicologistへようこそ。SyusukeGalleryよりイラストポートレートをお届けさせていただきます。
広告コーナー
いらすとすてーしょんはGoogle AdSenseの収益により
運営させていただいております
皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます
いらすとすてーしょん検索コーナー
いらすとすてーしょん検索コーナー
いらすとすてーしょん検索コーナー
新着偉人(It's New)
新たに公開のイラストポートレートをご覧ください
【文学の部屋|平出 修】明治時代編.22New!!
【文学の部屋|有島武郎】明治時代編.21
1月16日より、文学の部屋から飛鳥時代〜の文学者をお届けしています↓
1月15日まで、経営者の部屋より明治・大正・昭和時代に活躍した経営者をお届けしました↓

シュー(Syu)です
2025年も、よろしくね

4年目を迎えた2025年も皆様に役立つ世界の偉人たちをシューちゃんと共にフリーイラストポートレートをお届けします