朋誠堂喜三二 (平沢常富) Kisanji Hōseidō (Hirasawa Tsunetomi)
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こちらのページでは【江戸文学|黄表紙】
「朋誠堂喜三二 (平沢常富)」戯作者、狂歌師でも武士
をお楽しみください
朋誠堂喜三二 (平沢常富) イラストポートレート(Syusuke Galleryより)

武士であり、戯作者、狂歌師、俳諧師と多彩な文豪でもあった
特に黄表紙では当時の流行作家山東京伝と肩を並べるほどの人気作家
しかし後の寛政の改革で藩主より叱責を頂戴し黄表紙から手を引く
黄表紙って?
案内はわたし山東京伝です


















今回は黄表紙の話


















ワシは誰って?
【江戸文学|戯作】「山東京伝」江戸時代のベストセラー作家
黄表紙は戯作の一つ


















さて、黄表紙ってのは戯作の一つって
ことはわかってるだろ


















えっ?知らない?


















そいつは困った!
戯作を確認


















それではここでまずは確認しておくんなまし
戯作って??
















よっ!
平沢常富登場


















これはこれは平沢常富殿
ペンネームは朋誠堂喜三二
















ここでは朋誠堂喜三二って呼んでくれ


















失礼しました!喜三二どの
















お主(山東京伝)に負けじと
黄表紙を描いたんじゃ


















存じ上げております
















そもそも黄表紙ってやつは…
黄表紙は大人向けの本格絵本?


















一言で申しますと、
大人向けの本格絵本っていったところですか
















そんなもんだな


















文章を読むっていうよりは、
挿絵やその吹き出しみたいなものを見て、
何かを感じ取るって感じでしたね
















そうそう
















その挿絵を誰が描いてくれるかによって、
黄表紙の格がつくんだよなぁ
挿絵は誰が描く?


















当時の人気浮世絵師は引っ張りだこでしたからね
















まさに!喜多川歌麿や葛飾北斎なんかが
描いてくれると売れること間違いなし!
黄表紙はどんな物語だったの?


















それで、筋書きはとにかく極端な
設定をするのも、この黄表紙ならではでした
















よくこんなこと思いつくなぁと言うぐらい奇想天外!


















浦島太郎が鯉と浮気して、
人魚が生まれる…なんては、
我ながらあっぱれでした
















ワシの最後の黄表紙「文武二道万石通」は
文武が全くダメな武士を題材にしたんだが…
黄表紙は幕府禁制になる?
















寛政の改革を風刺しているとチャチャが入ってな
















お殿様にお叱りを受けて謹慎
これで黄表紙から手を引いたって訳よ


















それはお気の毒でした
















まっ、黄表紙について少しでも
わかってくれたら嬉しいよ


















またどこかでお会いしましょう
















それにしても京伝の浦島太郎の話は
強烈だったなぁ…
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