カール・フリードリヒ・ツェルター
Carl Friedrich Zelte
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こちらのページでは【音楽家の部屋|ツェルター】
19c.ベルリン音楽の礎を築いた作曲家をお楽しみください
ツェルター イラストポートレート(Syusuke Galleryより )

ドイツ出身 1758-1832
煉瓦職人として働きながら音楽を独学
後の師となるC.F.C.Fasch(1736-1800)の創立したアマチュア合唱団
ベルリン・ジングアカデミーに入団
そこで研鑽を積みその後引き継ぐ
その努力が実り、画家、彫刻家、建築家などの著名な芸術家が集う
プロイセン(現:ベルリン)芸術アカデミーの会員
現在のベルリン芸術大学宗教音楽研究所の前身となる
王立音楽研究所を設立したことでもその名を刻む
生涯の音楽教育活動で多くの音楽家を育てる
また30年以上の、詩人Goethe(1749-1832)とは
親友であり、よき理解者であった
ツェルターって

今回はツェルターさんのイラストポートレートをお届けしました
音楽を学ぶ煉瓦職人

ではツェルターさんは煉瓦職人のマイスターでありながら、音楽を独学で学ぶ二足の草鞋を履く生活を送っていました
ベルリン・ジングアカデミーに入団

そのツェルターさんは1791年にC.F.C.Fasch(1736-1800)の創立した当時はアマチュア合唱団であったベルリン・ジングアカデミー に入団します

23歳のころか…

ツェルターさんはこの合唱団に音楽人生を見出したのかもしれません

音楽にかける情熱を感じるね

この合唱団の創設者であったC.F.C.Fasch(1736-1800)に師事し音楽を深く学びます
優れた歌唱力

ツェルターさんは抜群の歌唱力で合唱団の中心人物へと成長されます

C.F.C.Faschさんの厚い信頼も勝ち取ったみたいだね

そのC.F.C.Faschさんが1800年に亡くなると、この合唱団をツェルターさんが受け継ぎました

ツェルターさんの人柄もあったんだろうね

人柄といえばツェルターさんは多くの友人や弟子にも恵まれたのですよね
親友ゲーテ

その一人がゲーテさん

1796年にとある出版社の方からツェルターを紹介いただいたのです
【音楽の部屋|ゲーテ】作曲家たちが愛した詩人

確かお二人は1802年ごろ初めてお会いしているとお聞きしていましたが…

ツェルターとは手紙のやり取りがそれまで主だったので…

出版社の方が当初、間を取り持っていたんだと思う

初めはそうでしたが、のちに直接ツェルターと文通が始まって…

1802年に初めてお会いするまで手紙だけでしたが、ゲーテ氏はわたしにとってかけがえのない友人になっていました

お互いの友情は、わたしが他界するまで続いたのです

1000通まではいかなかったと思いますが…お互い近況を手紙で綴りました

まさに無二の友だったのですね

ゲーテさんもワイマール劇場(現:ドイツ国立劇場) の責任者をしていたから、お互いにいろいろ通じることもあったのかもね

それからツェルターは、どんどんベルリンの音楽界に存在感を示していくのですよね
プロイセン芸術アカデミー会員

プロイセン(現:ベルリン)芸術アカデミー) の会員に名を連ねたり…
王立音楽研究所創設

王立音楽研究所(現:ベルリン芸術大学宗教音楽研究所) を創設したよ

そこで若手音楽家の育成をされるのですね
メンデルスゾーンらが弟子

メンデルスゾーン(1809-1847)、マイアベーア(1791-1864)、ニコライ(1810-1849)など、19世紀の音楽シーンで活躍するメンバーを育成したよ

マタイ受難曲再演を企画

その中で、メンデルスゾーンさんはツェルターの指導のもと、大バッハさんの「マタイ受難曲」を再演したのですよね!

19世紀になると、J.S.Bachは過去の人になっていて時代遅れっていう風潮があったみたい

その時期に「マタイ受難曲」を再演した結果は大成功!

大バッハ派復活!なんて感じだったのでしょうか

1829年に再演されて、バッハ・ルネサンスなんて当時の流行語のようになったのかもね

ではツェルターさんの監督のもとメンデルスゾーンさんが再現した「マタイ受難曲」を現代版再演をみてみたいと思います

ツェルターさんのバッハ愛を親友ゲーテが後押しして、そして愛弟子メンデルスゾーンさんがこの再現をした

それまで大バッハといえば息子のエマヌエルとさえ評価されていた時代でしたが…

この再演でJ.S.Bachの評価がトップギアに入った瞬間だったと感じます

歴史はこうやって創られていく一つのエピソードかもね

いかがでしたか?

さて今回はカール・フリードリヒ・ツェルターを取り上げさせていただきました

いらすとすてーしょんでは西洋音楽を彩ってきた音楽家を…

これからもご紹介していきます

どうぞお楽しみに!
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