アルカンジェロ・コレッリ Arcangelo Corelli
ようこそ!フリーイラストポートレートと
歴史の停車場「いらすとすてーしょん」へ
こちらのページでは【音楽家の部屋|コレッリ】
教会・室内ソナタを完成させた作曲家
をお楽しみください
- 1. コレッリ イラストポートレート(Syusuke Galleryより )
- 2. 教会ソナタ・室内ソナタ
- 2.1. コンチェルト・エクレシアスティコとコンチェルト・ディ・カメラ
- 2.2. コンチェルト・エクレシアスティコは教会音楽
- 2.3. コンチェルト・ディ・カメラは室内音楽
- 2.4. トリオ・ソナタ
- 2.5. ヴァイオリンが主役
- 2.6. なぜヴァイオリンに注目したの?
- 2.7. ヴァイオリンの進化と普及
- 2.8. 室内楽の発展
- 2.9. J.Sバッハ登場
- 2.10. San Luigi dei Francesi
- 2.11. 聖マタイの召命
- 2.12. カラヴァッジョ登場
- 3. 音楽家・新着偉人(It's New)はこちらから
- 4. 音楽家の部屋へようこそ
- 5. いらすとすてーしょん検索コーナー
コレッリ イラストポートレート(Syusuke Galleryより )
教会ソナタ・室内ソナタ
今回はコレッリさんのイラストポートレートをお届けしました
コレッリさんというとバロック期初期のヴァイオリニストというイメージが強いのですが
コンチェルト・エクレシアスティコとコンチェルト・ディ・カメラ
コンチェルト・エクレシアスティコとコンチェルト・ディ・カメラの両分野の作曲で活躍していました
コンチェルト・エクレシアスティコとコンチェルト・ディ・カメラ…難しい表現だから簡単にいうと…
コンチェルト・エクレシアスティコとコンチェルト・ディ・カメラ…難しい表現だから簡単にいうと…
前者が教会で使う音楽
後者が室内(宮廷など)で使う音楽なんだ
コンチェルト・エクレシアスティコは教会音楽
このバロック初期の頃の教会音楽ってどんな感じだったの?
もちろん教会音楽だから室内での音楽は音楽なんだけどさ
テンポがゆっくり、早く、ゆっくり、早くといった対照的な4つのパートから構成されていたんだ
コンチェルト・ディ・カメラは室内音楽
う〜ん…それで室内音楽は??
この音楽が用いられるのは舞踏会とか晩餐のときに奏でるものだから
軽やかなリズムの組曲ってところかな
確かに必要とされる場面が違いますよね…
そこでコレッリさんの作曲が素晴らしいのは…
いずれの教会・室内音楽に…
トリオ・ソナタ
ベースの低音を響かせながら即興で和音を乗せる通奏低音と
2つの旋律楽器(主に2挺のヴァイオリン)からなるトリオ・ソナタで作曲したこと
いずれもヴァイオリンが主軸になるってことですか
館長!その通り
ヴァイオリンが主役
この時代からヴァイオリンがソロ楽器や室内音楽、オーケストラの中で大切な役割を担っていくんだ
つまりコレッリさんの作曲によって、後の時代が大きく変化したのだね
そうでしたか!
室内音楽の歴史はコレッリさんによって確立されて…
その後、J.Sバッハの登場でさらに室内音楽が変化するという感じなのですね
なぜヴァイオリンに注目したの?
そう言えば…なぜコレッリさんはヴァイオリンに注目したのですか?
それにはいくつか考えられるから、ここからはいらすとすてーしょん風の解説で楽しんでね
ヴァイオリンの進化と普及
まずヴァイオリンが盛んになったのは…
17世紀から18世紀のイタリア北部クレモナ
ここに名だたる製作者が続出するんだ
例えばアントニオ・ストラディバリとかね
最高峰のヴァイオリンが世に誕生した
コレッリさんは、それを肌身で感じていたんじゃないかなぁ
室内楽の発展
そのほかには?
さっきも紹介したコンチェルト・ディ・カメラ(室内音楽)の機会が多くなったことが影響していると考えたよ
舞踏会や晩餐などは教会に比べて小規模でどちらかというと軽やかな感じ
確かに厳かじゃないですよね
その雰囲気にヴァイオリンはぴったりだったんじゃないかな
ヴァイオリンはソロでも目立つし…
スタイルも音色も優雅
それにヴァイオリンはコンパクトで持ち運びが便利っていう視点もありそうです
館長冴えてる!
小規模な演奏編成にはもってこいの楽器ですよ!ヴァイオリンは!
このような魅力をコレッリさんはヴァイオリンに感じていたのかもしれません
17世紀はヴァイオリンが西洋音楽の中で大きな存在となっていったんだね
J.Sバッハ登場
わたしの登場はまだ先のようですな…
あともう少しですよ!
あとこれはぜひお伝えしたい情報です
館長の鼻息があらい!
San Luigi dei Francesi
コレッリさんがヴァイオリニストとして活躍したSan Luigi dei Francesi※の話題なのですが…
※San Luigi dei Francesi:サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会
このSan Luigi dei Francesiにこの絵画が所蔵されています
聖マタイの召命
カラヴァッジョ作 聖マタイの召命
サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会 1600年ごろの作品
Wikimedia Commonsより
風俗画に見立てたこの作品
カラヴァッジョ登場
イタリア絵画で静物画の始まりを告げたのもわたしです
【画家の部屋|カラヴァッジョ】バロック美術の時代を告げる
バロック美術の幕開けとなる作品と考えられています
San Luigi dei Francesiでコレッリさんもこの絵をきっと観ているかも?
バロック美術の幕開けからバロック音楽の初期を司るSan Luigi dei Francesi
イタリア芸術の歴史の深さを感じる場所です
さて今回はアルカンジェロ・コレッリを取り上げさせていただきました
いらすとすてーしょんでは西洋音楽を彩ってきた音楽家を…
これからもご紹介していきます
どうぞお楽しみに!
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