「いらすとすてーしょん」8月推し偉人
時は17世紀、ミクロスコープ(顕微鏡)の登場に


より微細な生物研究が盛んになった生物学
これまでいらすとすてーしょんでは生物学に


携われた偉人たちを特集してきました
そこで今回ミクロスコープで様々な構造を明らかに


した生物学者スワンメルダムをお届けします

ヤン・スワンメルダム Jan Swammerdam

ようこそ!フリーイラストポートレートと


歴史の停車場いらすとすてーしょん」へ
こちらのページでは【生物学者の部屋|


スワンメルダム】ミクロスコープの申し子


をお楽しみください
※スワンメルダム ミクロスコープの申し子は生物学者の部屋よりお届けします

スワンメルダム


イラストポートレート(Syusuke Galleryより

ミクロスコープで観察

Historia Insectorum Generalis ofte Algemeene Verhandeling van de Bloedeloose Dierkens 1669

※画像はCreative Commonsより Wellcome Collection gallery (2018-04-05): https://wellcomecollection.org/works/m44ez8fv  CC-BY-4.0

平賀源内が入手していた!?

Historia Insectorum Generalis ofte Algemeene Verhandeling van de Bloedeloose Dierkens 1669

平賀源内 1728-1780

げんない

平賀源内です

げんない

私が私財を叩いて収集した蘭学書

紅毛虫譜

げんない

その中でも私が名付けた「紅毛虫譜」

げんない

つまりHistoria Insectorum Generalis

Jan Swammerdam, Historia insectorum generalis, or the general treatise of the bloodless animals . Meinardus van Dreunen, Utrecht 1669 (Public domain)
Jan Swammerdam, Historia insectorum generalis, or the general treatise of the bloodless animals . Meinardus van Dreunen, Utrecht 1669 (Public domain)
げんない

これを手に取ったときは、もう興奮してしまって

げんない

とくにこの中の「蚊」の描写

司馬江漢 1747-1818

こうかん

その「蚊」の描写は私が担当しました

げんない

おお!
司馬江漢どの

げんない

お主に頼んでよかったぞ

Illustration of a Mosquito from Historia Insectorum Generalis ※Public Domain
Illustration of a Mosquito from Historia Insectorum Generalis 蚊のイラスト ※Public Domain

紅毛雑話

こうかん

そして「紅毛雑話」に掲載

こうかん

そのころの流行った戯作にもよく、この描写が転用されていたんだよな

げんない

戯作の中でも草双紙だったかなぁ

山東京伝登場

きょうでん

なんだか盗人のように聞こえるのは
ワシだけかい?

げんない

これは江戸時代のベストセラー作家のお出ましかい!

1761-1816を生きた戯作(散文学)の洒落本、黄表紙、(後期)読本と、時代の江戸幕府の取り締まりに応じて自在に作風を変化させた代表的作者であり、当時の花形作家。
【江戸文学|戯作】「山東京伝」江戸時代のベストセラー作家
すわんめるだむ

なんで江戸時代で盛り上がっているのかなぁ

すわんめるだむ

私がHistoria Insectorum Generalisを
著したのが1669年

すわんめるだむ

紅毛雑話が描かれたのは1780年ごろだから…

げんない

100年も時を経て

すわんめるだむ

日本で話題になっていたなんて!

げんない

これも鎖国の影響?

きょうでん

そう言えば、いま日本で流行っていた植物のドラマがあるって聞いてけど

牧野富太郎登場

きょうでん

お前さんの植物画も見事でしたぞ

げんない

牧野博士が活躍したのが19世紀後半からだから…

げんない

スワンメルダムの活躍から実に200年は経っているんだなぁ

すわんめるだむ

でもこうやって、当時は学問が世界に広がっていったのですね

すわんめるだむ

では、今回はこの辺りで

げんない

わたしのイラストポートレートも早くみたいです

こうかん

師匠より早く、私のイラストポートレートがアップですね
2023年10月6日公開予定

1747-1818を生きた浮世絵師であり江戸時代の西洋画家。当初狩野派に絵を学び、その浮世絵師にとなり美人画を手がける。その後1720(享保5)年蘭書の輸入が解禁と同時に挿絵に描かれた洋風画に江漢は傾倒。1783(天明3)年に銅版画を成功させた。本草学者平賀源内門下として前野良沢、大槻玄沢らとの交流により蘭学に精通していたと考えられている。
【画家の部屋|司馬江漢】銅版画を成功させた洋風画家

生物学者・新着偉人(It's New)はこちらから

0001アメリカ合衆国出身
1851-1931を生きた博物学者。新種の魚を発見、研究に従事しAmerican Fisheries Society(アメリカ魚類学会)創設メンバーの1人。またスタンフォード大学初代学長として同校の発展と教育に大きな役割を果たす。
【生物学者の部屋|ジョーダン】魚愛に満ちた巨星
0049ドイツ連邦共和国出身
1850-1924を生きた生物学者。発生生物学の分野においてEntwicklungsmechanik(発生メカニクス)を提唱。実験発生学を取り入れ、その研究成果から器官形成説を提唱。その後の発生学の礎を築いた。
【生物学者の部屋|ルー】実験発生学の祖
0049ドイツ連邦共和国出身
1834-1914を生きた生物学者。生物の体細胞と生殖細胞(卵子や精子など)が異なる細胞系統を持ち、体細胞の変化が遺伝情報を生殖細胞に影響を及ぼすことはないというThe Germ Plasm Theoryを提唱。これによりチャールズ・ダーウィン「種の起源(On the Origin of Species)」を発展させ個体の変異が環境に適応し、その適応した特性が次世代に遺伝することによって進化が進んでいくという考えを示した。
【生物学者の部屋|ヴァイスマン】Next Charles Darwin
0049ドイツ連邦共和国出身
1810-1882を生きた生理学、生物学者であり医師。すべての生物は基本的な構造単位である「細胞」から構成されるという細胞理論をMicroscopical Researches into the Accordance in the Structure and Growth of Animals and Plants(1839)に発表。細胞が生物学的な基本単位であることを明らかにした。
【生物学者の部屋|シュワン】細胞を発見しました
0033フランス共和国出身
1744-1829を生きた自然史をライフワークとした博物学者。動物を脊椎の有る無しによる分類で無脊椎動物の分野を確立、またこの無脊椎動物と共に生物学という言葉を使ったことでも名を残している。
【生物学者の部屋|ジャン=バティスト・ラマルク】生物学の名付け親
0044英国出身
1825-1895を生きた自然史をライフワークとした博物学者。生物学を主とし、C.ダーウィン進化論を最も支持。その姿から「Darwin's Bulldog」との異名がつくほどであった。またヒトも進化の過程を経て存在していると持論を展開し、世界へ進化論を広めた。
【生物学者の部屋|トーマス・ヘンリー・ハクスリー】C.ダーウィンのブルドッグ?
0039イタリア共和国出身
1729-1799を生きた自然史をライフワークとした博物学者。生物学を主とし生物は自然発生しない(自然発生説の否定)と提唱。これは同時に殺菌作用を意味した。この論争は後のパスツール(1822-1895)によって立証される。
【生物学者の部屋|ラザロ・スパランツァーニ】自然発生説は間違いだった
0044英国出身
1823-1913を生きた自然史をライフワークとした博物学者。調査地としてアマゾン、マレーと渡り標本収集にあたり、生物地理学を唱える。またC.R.ダーウィンの友人であり、共に進化論として自然選択(淘汰)、分岐進化を発表。ダーウィンと並びその功績を残す。
【生物学者の部屋|ルフレッド・ラッセル・ウォレス】C.ダーウィンと共に進化論提唱
0064ニュージーランド出身
1916-2004を生きた生物学者はジェームス・ワトソン、フランシス・クリックと共にDNAは円形で中央の2本の線が交叉する形をしている(二重らせん構造)ことを突き止め、1962年ノーベル生理学・医学賞を受賞。
【生物学者の部屋|モーリス・ウィルキンス】私も忘れないでDNA二重らせん構造発見

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23愛知県
1875-1947を生きた詩人であり評論家。1893(明治26)年、19歳で渡米し、詩人ホアキン・ミラーの山荘に住み込みながら英文学を学び、1896(明治29)年に英文詩集「Seen and Unseen」を刊行したことをきっかけに、Yone Noguchiの名で英米詩壇に知られる存在となる。1903(明治36)年にロンドンで「From the Eastern Sea」を自費出版し、国際的評価を確立。翌年に帰国後、1905(明治38)年から慶應義塾大学英文科教授として40年にわたり教育に携わる。日本語による詩作にも取り組み、「二重国籍者の詩」「林檎一つ落つ」などを発表。日英米の詩人の交流に尽力した。日本文化の海外紹介にも尽力し、芭蕉や浮世絵に関する英語著作を多数刊行。彫刻家イサム・ノグチの父としても知られている。
【文学の部屋|野口米次郎】明治時代編.38New!!
40福岡県
1855-1920を生きた文学家であり政治家。1871(明治4)年に上京し、東京日日新聞に入社。文筆活動を通じて伊藤博文の目に留まり官界入り。1878(明治11)年には英国に渡り、ケンブリッジ大学で法学を修める。留学中に「源氏物語」の英訳を刊行し、欧米に日本文学を紹介。帰国後は演劇改良運動を推進し、歌舞伎の近代化に尽力。翻訳小説「谷間の姫百合(1888-90)」は多くの読者を惹きつけた。晩年には「防長回天史」の編纂に取り組み、歴史家としても名を刻んだ。政界では、逓信大臣・内務大臣・枢密顧問官などを歴任。日本近代文学と政治の両面において、国際的視野を持ち活躍。
【文学の部屋|末松謙澄】明治時代編.37
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