船山馨の人生を綴った一冊

黄色い虫(船山馨と妻の壮絶な人生)は小学館より2014年発行由井りょう子著の昭和の時代を壮絶に生きた作家と、その妻の破天荒な人生を克明に描いたノンフィクション小説。

黄色い虫 由井りょう子著

小学館 2014年11月発売

命がけで作家の夫を愛した妻の壮絶な記録。
「一緒に死のうと思ったわけでもないだろうに、同じ日に寄り添うように亡くなった。幸せな夫婦だったと思います」(本文中の渡辺淳一氏の証言より)
 急逝した太宰治のピンチヒッターとして急遽、新聞連載を執筆することになった船山馨は一躍売れっ子作家となるが、その激務をこなすためにヒロポンに溺れてしまう。元編集者の妻・春子もまた彼とともに中毒になり、なりふり構わず借金を重ね薬物を買い漁った。ふたりは恩人・林芙美子の死をきっかけに薬物を絶つが、馨の作家としての評価は地に墜ちる。それでも夫の復活を信じる春子は、人生の汚れ役を一手に引き受けながら家族を守るために奔走する。
 昭和の時代を壮絶に生きた作家と、その妻の破天荒な人生を克明に描いたノンフィクション。

復活

石狩平野 船山 馨著

北海タイムス(現 北海道新聞)1967年

時は明治期、舞台は北海道、そこに生きる女性。ベストセラーとなり文壇復活を果たす

石狩平野は新潮文庫より1969年発行船山馨著の小説。薬物中毒から文壇への復活となった名作。

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36徳島県
1489-1520を生きた武将。室町幕府管領・細川政元の養子として後継に据えられ、応仁の乱後に解体的状況へと傾いた中央政権を再編しようとした。政元暗殺後の細川家分裂に際し、対立する高国派との内戦状態に突入する中で、澄元は将軍擁立を軸に正統性を確保しつつ、畿内支配の主導権を巡る争いに身を投じた。永正の錯乱と呼ばれる混乱期においては、将軍権威を媒介とした政権再建を試みるが、軍事的劣勢と家中統制の不安定さから京を退き、阿波を基盤とする地方権力として再起を図ることとなる。その動きは、中央の管領政権がもはや自立的に維持できず、地方拠点に依拠して再編される段階へと移行していたことを示している。澄元は、将軍を擁する「正統」の論理と、在地に根差す実力の乖離の中で翻弄された存在であり、管領政治が分権化していく過程を体現した人物であった。
【政治の部屋|細川澄元】室町時代編.17New!!
26京都府
1466-1507を生きた武将。室町幕府の管領として政権中枢に立ち、将軍権威を支える存在でありながら、それを自らの判断で左右する段階へと押し進めた人物。応仁の乱後、弱体化した将軍権力に代わり、将軍の廃立に直接関与し、明応の政変によって十代将軍足利義稙を追放、新たに義澄を擁立することで政権の主導権を掌握した。しかしこの強引な権力運用は、後継問題や家中統制の混乱を招き、細川家内部に深刻な対立を生み出す。やがてその緊張は家臣による暗殺という形で破綻する。政元は、将軍権力に代わって政治の意思決定を担う存在が前面化した時代を体現すると同時に、その統制が持続しえない不安定さをも示した人物であった。
【政治の部屋|細川政元】室町時代編.16
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