柿本人麻呂 Kakinomoto no Hitomaro

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こちらのページでは【文学の部屋|柿本人麻呂】


謎だらけの歌聖をお楽しみください

柿本人麻呂イラストポートレート(Syusuke Galleryより

三十六歌仙って誰?

36名の歌人たちをいらすとすてーしょん風に特徴を描いてみました
特徴は「雑歌」「相聞」「挽歌」を詠んでいるなかで、特にクローズアップした内容を記載しました
※順不同です

歌人名特徴(いらすとすてーしょん風)
柿本人麻呂 (Kakinomoto no Hitomaro)宮廷讃歌、愛、惜別、旅の歌などを詠う
山部赤人 (Yamabe no Akahito)短歌に優れ、自然を写実的に詠う叙景歌に特色あり
大伴家持 (Ootomo no Yakamochi)歌風は万葉調が薄れており、優美で繊細なところが目立つ
在原業平 (Ariwara no Narihira)情熱的な歌風で詠う
僧正遍昭 (Soujou Henjou)軽妙さな歌風で詠う
紀貫之 (Ki no tsurayuki)理知的で技巧にすぐれ、古今調歌人の第一人者でもある
小野小町 (Ono no Komachi)優雅な中に哀感をたたえた恋の歌を綴った
伊勢 (Ise)宮中の作歌で頭角優美な歌風、古今集時代屈指の歌人でもある
壬生忠岑 (Mibu no Tadamine)鋭い機知にあふれ、体験的、主観的に事象を割り切る歌風
猿丸太夫 (Sarumaru Dayuu)伝記未詳の伝説的歌人とされている
大中臣頼基 (Oonakatomi no Yoshinobu)屏風歌、賀歌、行幸供奉歌など公的な詠進歌を詠う
坂上是則 (Sakanoue no Korenori)理知的な中に、自然を忘れぬ余情を詠う
源重之 (Minamoto no Shigeyuki)陸奥時代の旅、不遇をなげく歌を読む
藤原朝忠 (Fujiwara no Asatada)屏風歌や祝賀の歌など、晴れの歌を詠む
藤原敦忠 (Fujiwara no Atsutada)恋心を技巧表現より素直に詠む歌風
藤原元真 (Fujiwara no Motozane)平明で調子が低く理屈のある歌風
藤原兼輔 (Fujiwara no Kanesuke)情愛が深く寛容な人好きを思わせる歌風
凡河内躬恒 (Ooshikouchi no Mitsune)四季に富み機知に溢れ平明なことばを用いる歌風
紀友則 (Kino tomonor)重厚で平明な歌風
源信明 (Minamoto no Saneakira)技巧的な表現を用いた歌が多い
斎宮女御 (Saiguu no Nyougou)典麗で優雅な歌風
藤原清正 (Fujiwara no Kiyotada)村上朝内裏などの屏風歌を多く詠う
藤原高光 (Fujiwara no Takamitsu)出家から草庵を営むまでを多く詠う
小大君 (Kooogimi or Kodai no Kimi)宮仕での逸話を回想を交えて詠う
中務 (Nakatsukasa)屏風歌や源信明との相聞歌を詠う
藤原興風 (Fujiwara no Okikaze)繊細で優美で理知的な歌風
藤原敏行 (Fujiwara no Toshiyuki)快いリズム感のある歌風
源公忠 (Minamoto no Kintada)屏風歌など公的な詠進歌を詠う
源宗于 (Minamoto no Muneyuki)不遇を嘆く歌を多く詠う
素性法師 (Sosei Houshi)軽妙洒脱の中にも優美さある歌風
藤原仲文 (Fujiwara no Nakafumi)贈答歌を数多く詠う
清原元輔 (Kiyohara no Motosuke)快活明朗で、機知に富み流暢な歌風
大中臣能宣 (Onakatomi no Yoshinobu)貴族の日常生活に浸透した贈答歌を多く詠む
源順 (Minamoto no Shitago)不遇のわが身を寓喩した歌を多く詠む
壬生忠見 (Mibu no Tadami)平易な詞書の存する歌風
平兼盛 (Taira no Kanemori)屏風歌など公的な詠進歌を詠う

歌会始(うたかいはじめ)へ詠進(応募)してみては?

歌会始について綴ってみましたのでぜひご参考ください

歌会始について

Warning

令和7年歌会始のお題「夢」9月30日(月)をもって締め切られました

令和7年歌会始のお題は「夢」9月30日(月)の消印まで有効です

歌会始って?

天皇皇后両陛下の御前で、一般から詠進して選に預かった歌、選者の歌、召人めしうどの歌、皇族殿下のお歌、皇后陛下の御歌みうたと続き、最後に御製ぎょせい披講ひこうされます。皇太子殿下をはじめ皇族方が列席され、文部科学大臣、日本芸術院会員、選歌として選ばれた詠進者などが陪聴します。(宮内庁・皇室に伝わる文化・歌会始より

POINT
1

令和6年の歌会始はいつだったの?

2024年1月19日午前中に皇居宮殿「松の間」で開催されました

令和5年の歌会始はいつだったの?

2023年1月18日午前中に皇居宮殿「松の間」で開催されました

POINT
2

令和6年のお題は?

令和5年のお題は「和」

海外も含めて1万5270首もの一般の方々の短歌(詠進歌)が宮内庁に届いたんだって
※詠進歌…宮中に歌を奉るって意味が込められている

その中で10首が選ばれて、新潟県新潟市の 東京学館新潟高校2年生・神田日陽里さん(17)が今回の最年少で選ばれたってニュースになっていました
入選歌 「それいいね」付雷同の私でもこの恋だけは自己主張する

令和5年のお題は?

令和5年のお題は「友」

海外も含めて約1万5000首もの一般の方々の短歌(詠進歌)が宮内庁に届いたんだって
※詠進歌…宮中に歌を奉るって意味が込められている

その中で10首が選ばれて、山梨県北杜市の甲陵中学校2年生・小宮山碧生さん(14)が最年少で選ばれたってニュースになっていましたよ
入選歌 の呼ぶ僕のあだ名はわるくない他のやつには呼ばせないけど

POINT
3

皇族の方々はどんな歌を詠まれたの?(令和6年)

天皇陛下 をちこちの旅路に会へる人びとの笑顔を見れば心みぬ

皇后陛下 広島をはじめて訪ひて平への深き念ひを吾子は綴れり

秋篠宮さま 早朝の十田の湖面に映りゐし色づき初めし樹々の紅葉

秋篠宮紀子さま 鹿児島に集ふ選手へ子らの送る熱きエールに場はみたり

愛子さま 幾年の難き時代を乗り越えて歌のことばは我に響きぬ

佳子さま 待ちわびし木々の色づき赤も黄も小春日の風にゆらるる

皇族の方々はどんな歌を詠まれたの?(令和5年)

天皇陛下 コロナ禍にと楽器を奏でうる喜び語る生徒らの笑み

皇后陛下 皇室に君と歩みし半生を見守りくれし親しき

秋篠宮さま 彼方此方(をちこち)をらと共に行巡(ゆきめぐ)り聞き初(そ)めしことに喜びありぬ

秋篠宮紀子さま 春楡(はるにれ)の卓の木目を囲みつつらと語る旅の思ひ出

愛子さま もみぢ葉の散り敷く道を歩みきて浮かぶ横顔との家路

佳子さま 卒業式にと撮りたる記念写真裏に書かれし想ひは今に

POINT
4

歌会始で出てくる召人って?

天皇陛下から特別に選ばれ、歌会始に招かれて和歌を披露される方を指す

2023年は歌人の小島ゆかりさんが召人に選ばれています
 召人 旧友のごとくなつかしあかねさす夕陽の丘に犬とゐる人
2024年は歴史学者の栄原永遠男さんが召人に選ばれています
 召人 歌木簡かかげ三十一文字をよむ温き響きに座はみたり

2025年の召人はどなたにお声がかかるのか、これも楽しみの一つです

POINT
5

令和7年の詠進要領が宮内庁から発表されました

歌会始に来年のお題が発表されるんだ

そのお題は「夢」

宮内庁の歌会始の詠進要領(令和6年)によると…お題は「ゆめ」ですが、歌に詠む場合は「夢」の文字が詠み込まれていればよく、「夢幻」、「夢中」、「夢路」のような熟語にしても、また、「夢見る」のように訓読しても差し支えありません。とのこと。(宮内庁・皇室に伝わる文化・歌会始より

そして何より、詠進(応募)方法が古風なところが凄い!

POINT
6

どんな方法で詠進(応募)するの?

宮内庁・皇室に伝わる文化・歌会始より

半紙を用意

半紙は横長に置きます
※海外から詠進する場合は、用紙は随意(但、半紙サイズ24㎝ × 33㎝の横長)とし、毛筆でなくても差し支えありません。

STEP
1

半紙の右半分にお題と短歌を

左半分は郵便番号、住所、電話番号、氏名(本名、ふりがな)、生年月日、性別、職業を縦書きで書く
※無職の場合は、「無職」と書いてください(以前に職業に就いたことがある場合には、なるべく元の職業を書いてください)。なお、主婦の場合は、単に「主婦」と書いても差し支えありません。

STEP
2

いずれも毛筆自筆で書く

病気又は身体障害のため毛筆にて自書することができない場合は下記によることができます。

  1. 代筆(墨書)による。代筆の理由、代筆者の住所及び氏名を別紙に書いて詠進歌に添えてください。
  2. 本人がワープロやパソコンなどを使用して印字する。この場合、これらの機器を使用した理由を別紙に書いて詠進歌に添えてください。
  3. 視覚障害の方は、点字で詠進しても差し支えありません。
STEP
3

郵送は

封筒に郵便番号100-8111、宮内庁と下記、「詠進歌」と書き添えてください。
※詠進歌は、小さく折って封入して差し支えありません。

STEP
4

注意事項もあります

次の場合には、詠進歌は失格となります。

  1. お題を詠み込んでいない場合・短歌の定型でないもの又用紙が縦長の場合
  2. 一人で二首以上詠進した場合や毛筆でない場合
  3. 詠進歌が既に発表された短歌と同一又は著しく類似した短歌である場合
  4. 詠進歌を歌会始の行われる以前に、新聞、雑誌その他の出版物、年賀状等により発表した場合
  5. 詠進歌の詠進要領4に記した代筆の理由書を添えた場合を除き、同筆と認められるすべての詠進歌
  6. 住所、電話番号、氏名、生年月日、性別、職業を書いていないものその他この詠進要領によらない場合
STEP
5
POINT
7

詠進(応募)期間は?

お題発表の日(2024年1月19日)から9月30日(月)まで
※消印が9月30日までのものを有効です

現在、締め切られていますので、ご注意ください

POINT
8
ばしょう

わしも詠進してみたかった…

文学家・新着偉人(It's New)はこちらから

出没生年不明奈良時代を生きたと思われる歌人。情報は作品のみの人物像。宮廷歌人として、また各地を旅し、その土地の歌を残した。自然の美しさや豊かさを写実した叙景歌は特に秀逸であり、万葉集は長歌13首,短歌37首が掲載されている。
【文学の部屋|山部赤人】謎だらけの歌聖
802-853を生きた漢詩人、歌人であり政治家。稀代の漢学者として名を馳せ、詩文は「経国集、和漢朗詠集、扶桑集」に、和歌は古今集などに数多く収載にされている。また政治の舞台でも活躍し、律令国家を規制した基本法典養老律令の官撰の注釈書を清原夏野らと共に文人として編纂に携わる。小野妹子の子孫とされ、小野小町、小野道風の祖父ともされている。 ※いらすとすてーしょんでは小野篁の出生地を広島県とさせていただきました。
【文学の部屋|小野 篁】閻魔庁にも仕えた文才
825-880を生きた歌人は六歌仙、三十六歌仙の一人。阿保親王第五子であり、業平をモデルとしたとされる歌物語「伊勢物語」は多くの謎に包まれている。その情熱的な歌風は「古今集」から「新古今集」までの勅撰集に多く収められている。
【文学の部屋|在原業平】伊勢物語で伝説化!?
870年ごろ-945を生きた歌人であり政治家。土佐守の任期をを終えた貫行が、934(承平4)年12月に高知県土佐の官舎を出て、翌年2月に平安京の自邸へ帰り着くまでの旅を、和歌まじりにつづった旅日記を土佐日記として綴る。貫行は自身を女性に見立て、仮名散文で個人的心情を吐露し仮名日記の最初の作品として日本文学史上に大きな足跡を残した。また貫行の最も大きな偉業は、伝統的な和歌を自覚的な言語芸術として定立し、公的な文芸である漢詩と対等な地位に押し上げた古今集の撰進であり、国風文化の推進・確立を果たした。
【文学の部屋|紀 貫之】日記文学の祖

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40福岡県
1893-1977を生きた経営者であり実業家。東京帝国大学法科大学経済学科を卒業後、三井銀行に入行。1921(大正10)年に欧米へ留学し、金融業界の視察を行う。帰国後、福岡銀行副頭取を経て、第一徴兵保険(後の東邦生命保険)の社長に就任。1953(昭和28)年には博多大丸の初代社長に就任し、福岡市の経済発展に大きく貢献した。浮世絵のコレクターとしても知られ、そのコレクションは太田記念美術館に所蔵されている。
【経営者の部屋|太田清蔵 (5代目)】昭和時代編.9New!!
27大阪府
1893-1986を生きた経営者であり実業家。小学校卒業後、新聞販売店を手伝い始め、新聞業界に興味を持つ。1922(大正11)年に「南大阪新聞」を創刊し成功を収める。1933(昭和8)年には「日本工業新聞」を創刊し、戦時中の新聞統合政策により「産業経済新聞」となった。戦後、公職追放を経て1950年に復帰し、産業経済新聞を全国紙に育て上げた。1957(昭和32)年には日本電波塔株式会社を設立し、東京タワーを建設に尽力した。
【経営者の部屋|前田久吉】昭和時代編.8

2024年パリ オリンピック、パラリンピック開催を記念して「いらすとすてーしょん」ではオリンピックに関連する偉人たちのイラストポートレートをお届けしました↓

いらすとすてーしょん新キャラクター

館長

2022年より"いらすとすてーしょん"にお立ち寄りいただきありがとうございます

館長

さて本年いらすとすてーしょんの新キャラクターが誕生しました

館長

シューちゃんです

シューちゃんはいらすとすてーしょんのキャラクターです
シューちゃん

シュー(Syu)です
よろしくね

館長

3年目を迎えた2024年も皆様に役立つ世界の偉人たちをシューちゃんと共にフリーイラストポートレートをお届けします

いらすとすてーしょんからのお知らせ

創業76年を迎える総合広告代理業を営む栄光社のイチオシと「いらすとすてーしょん」のコラボレーションが2022年7月1日ついにオープン!イチオシ美術とそのイラストポートレートで贈る作者をぜひご堪能ください
創業78年を迎える栄光社Web page新企画「イチオシ」と


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