「いらすとすてーしょん」7月推し偉人
1879年ヴント教授によって哲学から科学としての


心理学実験室を開設してから発展してきた心理学
いらすとすてーしょんでは心理学に携われた


偉人たちを特集してきました
そこで今回は20世紀を代表する心理学者ピアジェをお届けさせていただきます

ジャン・ピアジェ Jean Piaget

ようこそ!フリーイラストポートレートと


歴史の停車場いらすとすてーしょん」へ
こちらのページでは【物理学者の部屋|ピアジェ】


20世紀代表の一人
をお楽しみください

ピアジェイラストポートレート(Syusuke Galleryより

心理学はここから始まった

ヴント

わたしが勤めていたライブツィヒ大学で心理学実験室を開いたのが1879年でした

ピアジェ
ヴント

それまでは哲学の一部として心理学があったのだけど…

ヴント

実験を用いた科学として心理学を捉えた

ピアジェ

なので近代心理学の父って呼ばれているのですね

ヴント

そう言っていただけて嬉しいよ!

ヴント

その心理学の中でピアジェの功績はピカイチだったな

ピアジェ

発達心理学の分野ですね

発達心理学

ピアジェ

私が提唱した4つの発達段階を簡単に紹介しますね

ピアジェ

まずは感覚運動期(Sensorimotor Stage)

ピアジェ

次は前操作期(Preoperational Stage)

ピアジェ

そして具体的操作期(Concrete Operational Stage)

ピアジェ

最後は形式的操作期(Formal Operational Stage)

ヴント

最初の感覚運動期って?

ピアジェ

オブジェクト・パーマネンスなんて呼ばれています
幼児期に獲得される重要な認知機能なんですよ

ヴント

物質は自らの行動や意識とは無関係に存在するという考えだね

ヴント

次の前操作期は?

ピアジェ

具体的な行動よりも象徴的な思考に頼る段階です

ヴント

もう少しわかりやすく教えてくれないか?

ピアジェ

失礼しました
例えばおままごとやお医者さんごっこのように…

ヴント

架空の世界を作ることか

ピアジェ

それも一つです
あとは、ぬいぐるみに話しかけるとか、自分が知っていることはみんなしっていると感じたりですね

ヴント

そうなると、その次の具体的操作期は…

ピアジェ

文字通り具体的に物事を捉えるようになります

ピアジェ

物事を論理的に考え出すんですよ

ヴント

だからこの時期に算数を学べるのだね

ピアジェ

遅くなりましたが
感覚運動期は2歳ごろまで
前操作期は7歳ごろまで
具体的操作期は11歳ごろまで
そして形式的操作期は16歳ごろまでを目安としています

ヴント

その形式的操作期は?

ピアジェ

論理的に抽象的な思考ができるようになります

ヴント

前操作と具体的操作の融合のような?

ピアジェ

そのようなものですかね!
仮説を立てたり、それを証明したり、あと批判的な思考も出てくるころですね

ヴント

この4つの発達段階をお主が提唱したんだね

ピアジェ

今はさらに研究が進んでいると思います

ヴント

また勉強して教えて欲しいな

ピアジェ

いずれ紹介できるよう研鑽をつみます

ピアジェ

では、今回はこの辺りで

ヴント

これまでにアップした心理学者のイラストポートレートも覗いてくださいね☟

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0001アメリカ合衆国出身
1895-1980を生きた心理学者でありテレパシーや予知などの超常現象に関心を持ち、超感覚知覚(ESP)、念力(PK)の実験的研究を行い超心理学という分野を築いた。※現在も超心理学については科学的なコンセンサーは得られていません。
【心理学者の部屋|ライン】超心理学の祖
0033フランス共和国出身
1901-1981を生きた心理学者であり、哲学的な洞察も含んだ精神分析理論を展開。フロイト派の精神分析理論を再解釈し、独自の心理学的アプローチを提案その理論はラカン派心理学またはラカン派精神分析として知られている。無意識は言語の構造によって組織化され、人間の欲望や衝動は言語のシンボルとして表現する「無意識の言語化」を唱えた。
【心理学者の部屋|ラカン】無意識の言語化を発見
0043オーストリア共和国出身
1903-1990を生きた心理学者。児童心理学の分野で童話の重要性や自己成長の役割に注目し、ASDの研究も行う。そのASDに対する"refrigerator mother理論は現在では科学的な根拠に乏しく批判されている。
【心理学者の部屋|ベッテルハイム】批判されたrefrigerator mother
0001アメリカ合衆国出身
1904-1990を生きた心理学者。オペラント条件づけという学習の形態、行動が結果によって形成・変化するとを提唱。それらの理論や実験を通じて行動主義の基礎を築く。
【心理学者の部屋|スキナー】行動主義のパイオニア
0001アメリカ合衆国出身
1874-1949を生きた心理学者。行動主義心理学の基礎を築く。動物が報酬を受けることで行動が強化され、罰を受けることで行動が減少するという「法則の法則」を提唱。またパズルボックス実験を行い、動物が試行錯誤を通じて問題を解決する能力を示した。
【心理学者の部屋|ソーンダイク】効果の法則を発見
0044英国出身
1852-1936を生きた心理学者。異種間比較(cross-species comparisonとして、様々な動物種を対象に研究を行い、動物の行動や学習に関する共通の原則を研究し、動物心理学の分野で活躍。
【心理学者の部屋|モーガン】動物心理学の探究者
0033フランス共和国出身
1857−1911を生きた心理学者。個人の知能レベルを測定する手法インテリジェンステスト(知能検査)を開発。そのテストは当初Binet-Simon Scaleと呼ばれ、後のStanford-Binet Scaleとして発展した。
【心理学者の部屋|ビネー】IQを作った男
0044英国出身
1886-1969を生きた心理学者。社会心理学と実験心理学の分野で活躍。文化的背景を持つことが記憶や認知プロセスに与える影響を解明。また集団内で共有された知識や信念が、個々の判断や意思決定にどのように影響を与えるかについても明らかにする。
【心理学者の部屋|バートレット】記憶の再構築
0049ドイツ連邦共和国出身
1900-1980を生きた心理学者。人間の存在、関係、自己成長、愛といったテーマで、個人の心理状態や人間関係を個人単体の内面だけでなく、社会的な要素や文化的な背景とを結びつけて考察。特に人間の本質的なニーズや社会的な影響してと、社会心理学の分野で活躍した。
【心理学者の部屋|フロム】現在にも通じる社会心理学
0049ドイツ連邦共和国出身
1832-1920を生きた心理学者。心理学を実験的な科学として確立するための先駆者的な役割を果たし近代心理学の父と称される。また異文化間の心理学的な比較研究を行った「Völkerpsychologie」を著し、心理学の領域を個人心理学から社会心理学に発展させた。
【心理学者の部屋|ヴント】近代心理学の父
0041スイス連邦出身
1875-1961を生きた医師であり心理学者。精神医学を学び、人間の心の深層に存在する無意識の重要性に焦点を当て研究を行う。分析心理学の創設者の一人。
【医学の部屋|ユング】無意識の重要性

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28兵庫県
1928–2011を生きた批評家・思想家。兵庫県神戸市生まれ。旧制第三高等学校を経て、東京大学文学部美学美術史学科卒業。1955(昭和30)年に『井上長三郎論』で美術出版社主催の芸術評論賞佳作入選。以後、美術、写真、建築、都市、身体、記号論など多岐にわたる分野で批評活動を展開。1968(昭和43)年には中平卓馬、森山大道らと写真同人誌『PROVOKE』を創刊し、写真表現の革新に寄与。代表作に『生きられた家』『眼の隠喩』『天皇の肖像』『戦争論』『シジフォスの笑い』などがあり、記号論や現象学を駆使して「もの」や「視線」から社会と文化の深層を読み解く独自の批評を確立。1997(平成9)年には『シジフォスの笑い』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。東京造形大学、千葉大学などで教鞭を執り、教育者としても活躍。晩年にはキャプテン・クック三部作など歴史哲学的考察にも取り組み、文化と思想の交差点を照射し続けた。
【文学の部屋|多木浩二】昭和時代編.143New!!
23愛知県
1927–2007を生きた小説家。東京商科大学(現、一橋大学)で経済学を学び、卒業後は愛知学芸大学で経済学講師となる。1955(昭和30)年から連載を開始した「中京財界史」で作家活動を開始し、1957(昭和32)年に海外商社マンを描いた「輸出」で文學界新人賞、1959(昭和34)年に「総会屋錦城」で直木賞を受賞。以後、「役員室午後三時(1971)」「官僚たちの夏(1975)」などを発表し、経済小説という新ジャンルを切り拓いた。企業、官僚、戦争、歴史を通して「働くことの意味」や「組織と個人の葛藤」を描き続け、その独自の視点は「城山経済学」とも呼ばれる。没後には妻との死別を綴った「そうか、もう君はいないのか」などのエッセイも話題となった。本名は杉浦英一。
【文学の部屋|城山三郎】昭和時代編.142
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